引越し、というのは、荷物を運び込んでおわり、というわけではありません。
家具を設置し、小物を片付け、いろいろな書類の手続きもしなければなりません。
しかしそれのほかにも、やらなければいけないことはあります。
それが、「電化製品の配線」です。
自分でできる?自力でやりたい、という人に
「電化製品の配線は自分でやりたい」という人もいると思います。
実はこれも可能です。
ある程度の知識を持っていればできますし、そうでなくても、
現在はインターネットなどで簡単に情報が手に入るからです。
昔は、「情報が手に入る」といっても、説明文、よくても写真がせいぜいでした。
しかし現在は動画などもあがっているため、初心者でもなんとか接続ができるようになりました。
ただ、だからといって、
「引越し業者に頼んだり、ほかの業者に頼んだりする意味がない」ということではありません。
なぜなら、業者に頼むときと自分で行うときとでは、「出来上がりの見栄え」が大きく変わってくるからです。
「配線をしっかりできればいい」ということでつなげてしまった場合、
コードがごちゃついて、見た目を大きく損なう、ということが頻繁に起こり得ます。
これらを避けるためには、
・既に専門的な知識があり、コードの長さを計算し、
それを床と同色のカバーなどで隠して設置することができる。もしくは、それ相応の勉強ができる
・「お客様が来ないところはごちゃついてもいい」と割り切る
のどちらかの考え方が必要です。
業者に頼むにはどうしたらいいの?
恐らく、現在「大手」と呼ばれている引越し業者の多くは、配線工事を行っているはずです。
これは、引越し業者にノウハウのある人間がいることもありますし、
引越し業者を経由して専門業者に依頼することもあります。
どちらの場合であっても、確実に安全に、そしてきれいに配線工事をしてくれるでしょう。
自分達が引越しの荷物を片付けている横で配線工事をしてもらう、ということも可能なため、
とてもスピーディーに作業が進むのもうれしいですね!
はたして料金はいくらくらいかかるのか?
しかしそこで問題になってくるのが、「料金はいくらくらいかかるのか?」と言う問題です。
これはその業者によっても多少違いは出てきます。
そのため、ここで紹介するのは、あくまでも「一例である」と思っておいてください。
一般的なAV機器の配線工事は、一か所で、約3000円前後といったところが主流です。
洗濯機などもこれに準じます。
テレビなどは少し高額になるケースがあり、6000円程度から、というところが多いようです。
これは「ごく一般的な」配線工事の料金です。
そのため、「壁掛けにしたい」「もともとある材料に加えて、
ほかの材料も必要になる」ということであれば、金額はもう少しあがるでしょう。
このため、「まったく配線がわからない」「触ったこともない」という人が、
「すべてのところの配線をお願いする」ということになると、かなり費用がかさんでしまうこともあります。
「リビングは業者に、それ以外は自分で」という使い分けもいいかもしれませんね。