自宅の建て替えやリフォームなど短期間で引越しをする、新築マンションの引渡しに少し期間がある場合など一時的に荷物をどこかに預けられたら良いと思いませんか?
実家や友人宅にスペースがあり預かってくれるなら良いのですが現実的な方法ではありません。
引越しの際に荷物を預ける場合、一般的にはトランクルームを利用する人が多いですが引越し業者の一時保管サービスなどを利用する人もいます。
トランクルームと引越し業者の一時保管サービスの料金や保管してくれる期間は一体どのようになっているのか、どりらの方がお得に利用できるか比較してみました!
家の建て替えには荷物預かりサービスが便利
引越しや家の建て替えなどで一時的に荷物を預かってもらう時に利用される方法としてトランクルームがあります。
トランクルームは国土交通大臣の登録を受けた倉庫業者が運営するもので、保管には登録された倉庫を使用します。
荷物の出し入れは倉庫業者が行う、または倉庫業者付き添いの元、利用者が出し入れを行う事がほとんど。
そのためスタッフを常駐させる、警備会社を付けるなど警備体制が整っているので安心して利用できます。
荷物を預ける方法としては他にも不動産会社が取り扱うレンタル収納スペースや屋外コンテナなどがありますが、専門業者ではないため週に1回の巡回など管理体制は緩め。
その分トランクルームに比べると利用料は安く利用者が自由に使えるというメリットがあります。
もう一つ、引越し業者に荷物を預けるという方法があります。
インターネットの一括見積もりサービスなどで荷物保管という項目がある場合はチェックを入れるだけ。
チェック項目がない場合は引越し業者と連絡をとる際に荷物預かりについて確認しましょう!
ただし、1日~2日程度の日数だとトラック内で保管となる事が多いです。
荷物を預かってくれる引越し業者
画像引用:カルガモ引越センター
引越し業者の荷物保管サービスの取り扱う引越し業者は多くありませんが、オプションサービスとして割安で提供している事が多いです。
引越し業者によっては一か月未満などの短期間なら引越しの輸送調整で対応してくれる事も。
荷物預かりサービスがある引越し業者一覧
荷物預かりがある引越し業者の中でもオススメしたいのが下記4社!
・1ヶ月未満の短期なら輸送による調整も考慮、数ヶ月の長期の場合は国土交通省認可のトランクルームにて預かり、基本的に荷物の出し入れ不可
・利用料金は引越し見積もりとセットで提示
・トランクルームでの保管、24時間出し入れ自由、空調設備あり
・長期の場合1ヶ月/1,500円(税別)~
・建替引越パック内サービス
・5ヵ月以内なら好きな量を保管(延長の場合は要相談)
・預かり不可なものあり
・トランクルームにて最大1ヶ月無料保管・保管庫のサイズは全部で6種類・単身者、ファミリーで使い分け可能
カルガモ引越センターのトランクルームはサイズにより利用料金が異なります。
トランク | サイズ | 料金 |
L2 | 2.05×1.93×1.93 | ¥735/日 ¥22,785/月 |
L | 1.93×1.93×1.94 | ¥630/日 ¥19,530/月 |
M | 1.73×1.73×1.80 | ¥525/日 ¥16,275/月 |
DM | 1.48×1.88×1.90 | ¥473/日 ¥16,275/月 |
S | 1.13×1.36×1.44 | ¥420/日 ¥13,020/月 |
DS | 0.95×1.49×1.65 | ¥221/日 ¥6,851/月 |
引越し業者の中には自社で管理ではなく、提携会社のトランクルームへ保管というところもあります。
専門業者の方がセキュリティーや設備環境などが整っていますが、多少割高なので高価な物やデリケートな物がない人は引越し業者で保管してもらうのがオススメです♪
トランクルーム専門業者
画像引用:ハローストレージ
もしも見積もり依頼をした引越し業者に荷物預かりサービスがなかったら、自分で別に手配しなければいけません。
トランクルーム専門業者に任せればセキュリティーなど管理体制もしっかりしていて荷物の出し入れも基本自由。
また、屋内型のトランクルームなら空調システムがしっかりと完備されているので、高価な物や管理環境に湿度などが関係してくる物を保管したい場合はオススメです。
ただし、引越し業者の荷物保管サービスに比べ専門業者のトランクルームは、初期費用としてセキュリティーカードや鍵の発行手数料・事務手数料などが必要となります。
他にも運送料金や鍵を無くした際には鍵の再発行料がかかる事も。
利用を考えている人はしっかりネットなどで条件を確認してから契約しましょう!
オススメ専門業者一覧
オススメのトランクルーム専門業者をピックアップしてみました!
・敷金・礼金など初期費用が不要
・火災保険・盗難保険に業者が加入してくれる
・保管場所が室内でスタッフと常時連絡がとれる
・24時間荷物の出し入れ自由
日本全国展開している大手業者。
保管場所が室内でスタッフが常駐しているのでセキュリティーはもちろん、独自の基準で湿度管理や空調管理が行われています。
利用料金は月額3千円台~となっており、店舗や保管庫のサイズによって価格は異なります。
初期費用でセキュリティーカード発行に2,300円かかります。
・屋内型、屋外型から選択可
・ALSOK/セコムでの24時間警備、場内灯設置
・24時間利用荷物出し入れ自由
全国6万室以上のトランクルームがあり、月/1,500円~利用可能。
事務手数料として月額賃料の1ヶ月分、管理費、物件によっては鍵代として屋内型3,780円、屋外型2,400円が必要となります。
また、その際にセキュリティー登録料が別途1,080円かかります。
・屋内型、屋外型、バイクコンテナから選択可能
・バイクコンテナは錆びにくくディンプルキー採用
・24時間利用可能
全国450拠点以上にあるレンタル収納スペースで月/2,520円~利用できます。
事務手数料として月額賃料1ヶ月分、更新手数料が1年ごとに5千円必要になります。
預ける荷物によって預け先も検討
トランクルーム専門業者と引越し業者を料金で比較すると、引越しの付帯サービスとして無料保管期間がある引越し業者の方がお得ですよね。
1ヶ月も無料で預かってもらえるのは費用面でかなり大きく変わってくると思いますよ♪
また、引越し業者は初期費用などがかからない場合が多く、引越しと同じタイミングで申し込みができるので手間が省けます。
トランクルーム専門業者は費用面は割高ですがトランクルームの空調設備や、24時間スタッフ常駐といったセキュリティー面の管理体制も整っています。
大手なら収納スペースも少なくないので急に預けなければいけなくなったとしても、対応してくれるトランクルーム専門業者は必ず見つかると思います!
また、引越し業者のトランクルームだと預けている荷物を自由に出し入れできない事がほとんどですがトランクルーム専門業者は24時間出し入れ可能。
頻繁に使用する物を預ける人は少ないと思いますが、家で管理するのが難しいデリケートな物や誰かに見つかったら困る物などは思いきって預けてみるのも良いかもしれませんね。
引越し業者もトランクルーム専門業者もメリット・デメリットはそれぞれあると思いますが、自分の保管したい荷物の量や種類によってどちらが良いか決めましょう!