★引越しでやること 引越し前は早めに準備を!洋服の処分方法

  • 更新日:2023.03.31

新しい洋服をつい買いすぎてしまったり、体のサイズに合わなくなって着れなくなった洋服がたまっていませんか?
引越しなどで荷造りをする時、断捨離をする時には衣類を優先して処分するのがオススメ。

洋服が増えすぎると知らない間に収納スペースを圧迫して、クローゼットやタンスにしまいきれず部屋を散らかす原因となります。
その上、いざ必要という時にシワだらけで着れない、今すぐ着て行きたいのにどこにあるかわからないという事にもなりかねません。

また、洗濯量が増えるという事も考えられます。
洗濯が家事の中で占める割合は約25%と言われ、仕事で疲れて帰ってきた一人暮らしの人たちには大きな負担となりますよね…

たまった衣類を効率良く処理するにはどうすれば良いのでしょうか?
様々な方法がありますが、まずはゴミとして処分する方法から見ていきましょう。

洋服の処分方法

衣類の処分方法って意外と何種類もあります!
自分に合った処分方法を見つけてくださいね。

燃えるゴミ・資源ゴミとして処理

ほとんどの場合、洋服などの衣類は燃えるゴミとして捨てる事ができますが、洋服ならなんでも捨てられる訳ではなく、燃えるゴミとして出す場合はその洋服の素材をしっかり確認してください。

自治体によってはポリエステルなどの化学繊維が使われていると、通常の衣類と分別方法が異なる事があります。

北海道や東京だと市の指定ゴミ袋の値段が高い傾向にあるのでたまっている衣類が多いと処分のためのコストが高くなる可能性も。

その場合は最寄りのリサイクルステーション(資源回収BOX)へ持ち込むのがオススメです。
利用の手続きなどは基本的に必要ありませんが常設されているもの、開設日が決まっているものがあるので気を付けてください。

リサイクルステーションの中にはポイントをためて商品券などと交換できるものもあるので、ゴミとして処分する前に一度資源として出せないか検討してみましょう!

その他にもリサイクル業者が資源ゴミの回収を受け付けている事がありますが、自治体によっては毛布・靴下・汚れや破れのひどいものは衣類としてリサイクルできないので注意です。

『○○市 古着 回収』などのキーワードで検索すると、お住まいの自治体での古着のリサイクル方法がヒットすると思います。

掃除道具として衣類を活用

掃除の道具として衣類を再利用するのも一つの手です!
Tシャツなどは雑巾サイズに切って使い捨ての雑巾に、フリースの切れ端やストッキングはホコリ取りとして重宝しますよ。

特にストッキングは様々な場所で活躍するので、伝線などで履けなくなった場合は是非再利用してください☆
ストッキングをクイックルワイパーの本体に付ければシートの代わりに床がピカピカにできるし、シンク・蛇口なども磨くとピカピカになりますよ~。

使用後は燃えるゴミとして捨ててしまいましょう!

ネットオークションで中古品として売る

不要な衣類をお金に換えたいという人はネットオークションを活用して売りに出すのが得策。

ただ、ネットオークションは出品のために説明文を考える、写真を撮るなど結構手間がかかります…商品自体も重要ですが説明文や写真写りによっても、出品中の商品が売れるか売れないかは大きく左右されますよ。
せっかく手間暇かけて、引越し前までに売れなかったら処分方法として全く意味がありません。

でも、ブランド品なら売り方次第では高価格で落札される事もあるので、売れ残りにならない事を最優先に考えて値段設定などしましょう!

最近はメルカリなど出品時の手間が少なくスマホから手軽に売りに出せるフリマアプリも増えているので、フリマアプリを活用するのも良いと思います。

古着・中古ブランド買取・引取

とにかく手っ取り早く処分したという人は古着の買い取りサービスも候補に入れておきましょう。

古着買い取り業者はフクロウ・BAZZSTORE・セカンドストリートなど数多くありますが、いずれもダンボールや指定の袋に古着を詰め込み、価格の査定をしてから買い取るという手順となっています。

ネットオークションに比べると売値は劣っているように感じますが、時間も手間もネットオークションよりはかからずお金が手に入るというのは魅力ですね。

また、H&Mというアパレルショップでは古着回収を行っていて、古着を袋詰めして店頭に持ち込むと500円分のクーポンと引き換えてもらえます。
現金ではなくH&Mでのみ使用できるクーポンなので使える場所も限られますが、布製品ならなんでも引き取りをしてくれるのは大きなメリットですよね!

海外へ寄付する

衣類を処分すると言っても、まだまだ着れるというものもきっとあると思います。

その場合は処分ではなく海外などの衣類を必要としている人たちへ寄付をして役に立てましょう!
海外支援などのために衣類の寄付を募っている団体は少なくありません。

他にも、ユニクロやGUでも店頭に衣類を持ち込んで衣類の寄付をする事ができます。
原則としてユニクロ・GUで販売されていた衣類に限り、他のお店で購入したものは引取り対象にならないので気を付けてください。

人の手に渡るものなので汚れがひどいもの、破れているものなどは他の方法で処分してくださいね!

洋服を処分するタイミングは衣替えや年末がベスト

季節の変わり目で衣替えがある時や年末の大掃除、引越しの際の断捨離は衣類を処分するには絶好のチャンス。
衣類の整理ついでに着れない、着ないものは『まだ着られるかも…』と悩まず処分してしまいましょう!

特にサイズが合わないものは着たくても着る事ができないので、素材によっては掃除用にしたり、ハンドメイドでティッシュケースなどを作るのも良いと思います♪

不要な洋服選びの基準

  • サイズが合わない
  • シミ・毛玉などが目立つ
  • ゴムが伸びてしまっている
  • 袖・襟などの汚れが目立つ

例えば、上記のような状態でも『まだ部屋着としてなら着られるから』と考えていても、汚れているものやゴムが伸びきっているものをわざわざ選んで着る人は少ないと思います。

また、セールなどで安いからと衝動買いして似たようなものを複数枚持っている場合は、お気に入りのもの以外は思いきって処分するとクローゼットに余裕が生まれますよ。
コーディネートで手持ちの他の洋服と合わないために着る機会があまりないものも、使わないものと割りきって処分できると良いですね。

ただし、名前が刺繍された制服や使用済みの靴下、下着類は買い取りなどが難しい場合が多いので、燃えるゴミなどで処分してください。

不要な衣類買取・引取してくれる専門業者

衣類の買い取りや引き取りは依頼する業者によって買い取り価格に大きく差がでます。

フクロウ

フクロウは高価買い取りが最大の強みの宅配買取業者。
買い取りした古着を直接販売しているため、他社よりも高価格で買い取りをしてくれます。

買い取りまでの流れはパソコンやスマホで申し込み、家に届いた無料宅配キット(ダンボール・指定の袋)に衣類を詰め込みフクロウに送り、査定して価格決定となります。
万が一、査定額が納得できずキャンセルしたい場合は、返送にかかる費用がフクロウ持ちなので安心して返品をお願いできます。

ブランディア

ブランディアはブランド品の買い取りに力を入れている宅配買取業者。
ブランド品なら洋服以外でもバッグ、財布、アクセサリーなどの査定もしてもらえます。

インターネットか電話で申し込み、送ってもらったダンボールに売りたいものを詰めて、指定の運送業者に依頼して集荷してもらいます。
無料で宅配キットが利用できて返品したい時の送料も無料!
返品は1点ごとに受け付けているので金額に納得できない、やっぱり売りたくないという場合も気軽に使えますね。

ツーハンズ

他の買取業者と異なり、ノーブランドの洋服もOKなのがツーハンズ。

申し込みはWebから簡単にできますが、宅配キットなどはないので規定サイズのダンボールを自分で用意する必要があります。
査定のために送る洋服は30枚からで、シミ・汚れ・色あせ・毛玉のあるものは全て買い取り不可となっています。

また、キャンセルしたい場合の返送費用は着払いで自分持ちになり、もしもキャンセルをしてしまうと次に利用する事はできません。
買い取りしてくれる洋服の種類は他より多めですが、細かい条件も多めなので利用の際は注意事項をしっかりと確認してください!

業者名発送方法査定日数目安
フクウロダンボール
宅配キット
最短1日~約3日
ブランディアダンボール
宅配キット
最短2日~約5日
ウルウルダンボール
宅配キット
最短3日~約9日
ツーハンズダンボール
(30点以上)
セカンドストリートダンボール
紙袋・ビニール袋
最短2日~約7日

※基本的に汚れや傷み、破れがあるものは買い取り不可。

まずはリサイクルできないか考える

衣類を処分すると言っても、処分したい衣類の量や状態、コストなどを考えて今回紹介した方法を使い分ける事がポイント♪

時間がなく大量の衣類を急ぎで処分したいという人はリサイクルステーションに持ち込み、ブランド物をなるべく高く売りたい人はネットオークションや高価買取サービスを利用しましょう。

ただ、引越し前の断捨離でネットオークションなどをのんびり行っているヒマはないと思います。
結局売れ残ってしまっては引越し先に処分したかった衣類も持って行く事になってしまいますよね(;´・ω・)
引越し日が早めに決まっている人は、衣類の処分にも早めに取りかかりましょう!

『捨ててしまうのはもったいないなぁ』と思うのは自然な事ですが、処分にも様々な方法があります。
リサイクル・買い取りサービス・寄付など、誰かのためにもなるのでまずは捨てる以外の方法を考えてみましょう!

年末の大掃除や引越しの際には不要になった衣類の断捨離もして、気持ちよく新生活を始めたいですね。