初めての一人暮らしは、何一つ要領がわからないものです。
そのためあって当たり前だったもの、つまり生活に必需品であるものこそ案外忘れがちなものです。
印鑑やパスポートなど、ないと困るものこそなぜか忘れてしまいがち。
実家暮らしの時にはそれを親がそろえてくれることが当たり前だったからです。
ここでは実体験を交えて、忘れがちなものをお話しましょう。
印鑑がない!
大学生になって一人暮らしをする、あるいは就職をして研修期間が終わってから一人暮らしをする、
というひとがよく忘れてしまうものに、印鑑があります。
「またまた、そんな大切なもの、忘れるわけないでしょ」と思う人もいるかもしれません。
確かに、あなた自身で選びたい部屋を選んで、あなた自身の名前で
部屋を契約したのであれば、このようなリスクというのは少なくなると思います。
しかし「部屋は一緒に選びにいったものの、部屋の契約は親に任せた」という人にとっては、この忘れものが結構多い!
これは大学生に限ったことではありません。
ほとんどの会社で、給料は振込みという形で入ってきますよね。
そのため、一度振込口座を指定すると、印鑑を使う機会というのはほとんどありません。
通帳は毎月一回は記帳しに行くけれど、口座開設以来印鑑は使っていなかった、
という人は多いのではないでしょうか。
そのため、印鑑を実家に置きっぱなしにしてしまうケースはよくあります。
でもこれが、とっても危険!
一人暮らしにはいろんな書類がつきまといます。
また、日本はまだまだサイン文化ではなく印鑑文化ですから、印鑑を使わなければいけないシチュエーションというのは多々あります。
しかもそこで求められる印鑑は、単なる認印などではなく、実印や銀行印として登録してあるものでなければいけないことも、決して少なくありません。
そんな印鑑、遠方の実家に置いたままだったらどうしますか?
実際私の知人で書類を取り寄せることができず、実家まで新幹線で帰ることになったという人がいました。
日用品は最悪お金で買える
忘れがちなもの=生活必需品であるためたとえば枕を置いてきてしまった、あるいは洋服ダンスを持ってこなかったという話はよく聞きます。
ちなみに案外なくて困るのがハンガーです。
洋服ダンスがなくてもハンガーがあれば乗り切ることができます。
現在はウォークインクローゼットの中にポールが渡されていることが多いですからね
ただし、これらの日用品というのは最悪お金を出せば買えるわけです。
そのため事前の準備は、印鑑などのお金では代用できないものを忘れないように気を付けましょう!
ほかには、通帳や保険証、あるいはパスポートなども忘れがち。
大切なものだからこそ、実家のなくさない場所に保管されたままになっている場合が多く、
持ってくるのを忘れてしまった、ということになりがちです。
ちなみに私は、パスポートを実家に置き忘れてきて、とても困った覚えがあります。