引越しというのは前に住んでいた場所を引き払うだけではありません。
新しい住居で新しい生活を営むことを言うのです。
そのため常に今いる住所、これから先住む住所を意識して行動しなければなりません。
旧住所にいる間に新しい引越し先に向けてやっておくべきことは何なのでしょうか。
挨拶は重要
もしあなたが、一戸建てを買って引越すという場合、絶対にやっておかなければいけないことがあります。
それが「挨拶」です。
賃貸マンションから賃貸マンションへ、あるいは賃貸アパートから賃貸アパートへと引越す場合というのは、「挨拶」はそれほど重要視されません。
なぜなら、そこにいるひとというのは、自分を含めて、あくまで「借りぐらし」だからです。
そこで一生を過ごすわけではなく、飽きたり地理的な面で不具合があったり、仕事の都合や家族構成の変化によって住居を移すケースがほとんどです。
しかし一戸建てを買うということは、そうではありません。
多くの場合、そこに根付いて一生を過ごすことになるでしょう。
そのため、周りからひんしゅくを買う行動をすれば、それがずっとつきまとうことになります。
周囲への念入りな挨拶が必要なのはこのためです。
私の場合、新築で一からの工事だったので、
- 土台工事
- 家の工事を始めるとき
- 建った後
- 引越し当日
の4回で挨拶にまわりました。
「挨拶をされてイヤ」というひとはいません。
アパート暮らしなどでは、まれに警戒するひともいますが、
(女性の一人暮らしがばれてしまうから、などの理由で)、一戸建てに引越しするという場合は、
しつこいくらい挨拶にいっておいた方がいいでしょう。
特に、引越し当日は音を立てることになるので挨拶を忘れずに。
持っていくものは、タオルやお茶で十分です。
ゴミ出しの日を把握しておいて
もう一つ、忘れがちなのが「ゴミ出しの日をチェックすること」です。
新しい住居と古い住居では、ゴミ出しのタイミングやルールが違います。
ゴミは基本的には古い住居で出すのが基本ではありますが、荷解きをしたあとの梱包材などは、
新しい住居で処分することになります。
紙ゴミなどはあまり問題にされることはありませんが、厄介なのが不燃物などです。
これらは月に1度しか回収しないという自治体もあるので、引越しのタイミングによっては、
丸々1か月の間ゴミを抱えなければいけないことすらあります。
このような事態に陥らないために、しっかりとゴミ出しの日を確認しておく必要があるのです。
引越しの際は、ものすごくゴミがでます。
それは荷造りのときだけでなく、荷解きのときでも同じです。
そのため、1番大きなサイズのゴミ袋を、最低でも10枚入りのものを一つ買っておきましょう。
余ればこれからの生活に使うことができますからね。
ひとによっては、「一度に大量に出しては迷惑になるから、小分けで出す」とまで気を使っているひとも…。
いずれにせよ、ゴミ出しはその地域その地域でルールがあります。
なれるのはなかなか大変ではありますが、
ゴミは騒音と並んでご近所トラブルのもととなりやすいものです。
新しい住居で気持ちよく過ごすためにも、これらのことはしっかり確認しておきたいですよね。