
シェアハウスという新しい暮らし方が注目される中で当初は物件、条件が重視され男女を分けるという概念は浸透していませんでした。
海外では2LDKのアパートを男女でシェアし生活をするというスタイルも当たり前の事と捉えられているので、日本でもそのスタイルとなりました。
でも、実際に生活をする上でたとえ個室があるとしても、シェアハウスは共有しなければいけない部分も少なくありません。
例えばお風呂、トイレ、キッチンは共同で使用する場所であり、また他の入居者と顏を合わせる機会も多い場所です。
他人と共同生活の上に異性がいる空間での生活は思っている以上に気を遣うもの。
そんな悩みを解決してくれるのが、少しずつ増えてきている女性専用シェアハウスです!
女性のみのメリットは気楽なところ

女性専用のシェアハウスのメリットは、なんと言っても気兼ねのなさ!
男女共同のシェアハウスだと服装に気を遣わなければいけない場合もあります。
その点女性専用物件ならパジャマのままノーメイクで個室から出ても気にならない人の方が多いと思います。
ただし生活習慣や共有スペースの利用方法など、これは男女問わず人それぞれなのでお互いが気遣わないと必ず何かしら不快感が生じてしまいます。
また、運営会社や管理会社があるとは言え、男女共同の物件では見ず知らずの男性と一つ屋根の下で生活をする事に不安を感じる人もいるかもしれません。
住人の比率も均等ではないので複数の男性住人の中に女性一人なんて事も。
仕事や勉強で疲れているから自宅であるシェアハウスではゆっくりとくつろぎたい、余計な気遣いをしたくないと思う人は一度女性専用シェアハウスを探す事をオススメします♪
女性専用シェアハウスのデメリットあるある
施設面でのトラブルが頻発しがちなのが女性専用シェアハウスの特徴です。
例えば忙しい朝に洗面所、シャワーの使用が住人同士で重なる場合があります。
シェアハウスは基本的に戸建てをリフォームした建物なので、トイレやシャワーの数が1~2個という事も少なくありません。
生活スタイルが同じような人が複数いれば、洗面所やシャワー使用のために早起きをして時間をずらすなどする必要があるかもしれません。
また、キッチンで器具のこだわりや片付ける場所などでもいさかいが起こる可能性があります。
冷蔵庫の利用スペースなども気にしないといけませんね。
些細な事からイラっとして態度に出してしまう事もあるかもしれませんが、一緒に暮らす住人同士で険悪な雰囲気にならないように前もって共有スペースのルールは確認しておきましょう!
女性専用シェアハウスの賢い探し方

基本的にシェアハウスは女性専用ではなくても不動産会社で取り扱っていない場合が多いです。
一番簡単なのはインターネットのシェアハウス専門サイトで探す事。
他にも有名な賃貸物件検索サイトやポータルサイトなどでも取り扱いは増えていますが、専門サイトの方が部屋以外のシェアハウスに関する情報も載っているのでオススメです♪
また、女性専用とは言えセキュリティーに関しては敏感になって欲しいところ。
企業が運営している、規模が大きいなどの観点から探す事も重要ですが、住人や以前住んでいた人の口コミなども参考にしましょう!
女性専用という言葉は一見安心できるように感じますが女性だけという事がデメリットになり、犯罪などが起こる可能性もあります。
安易に女性専用だから、家賃が安いからという理由だけで選ばないようにしましょう。
様々なシェアハウス
シェアハウスは空き部屋を作らずに入居者を集め、定住してもらう事が長期に渡って安定して運用する秘訣。
入居者を女性に限定してしまう事で入居者集めに懸念される事もありましたが、実際は女性専用にした事でより多くの入居者が集まっているとの事。
話題の女性専用シェアハウスの中にはこんな物件もありますよ♪
猫好きな女性専用のシェアハウス

元は戸建て住宅を改装し、住人は4・5人が定員の小規模な物件。
シェアハウスで猫を飼い日々のお世話や餌代、医療費は住人全員で負担するというもの。
動物が好きでペットを飼いたいと思っていても一人暮らしでは金銭的にも負担が大きく、留守にしている間はペットが可哀想…
でも、シェアハウスなら金銭的な負担もペットに寂しい思いをさせる時間も少なくなりますね!
徐々に増えているシングルマザー専用シェアハウス
仕事もして子どものお世話も一人で行うというのは母親にとっての負担はかなり大きいもの。
でも、シングルマザー専用のシェアハウスなら一緒に子育てをしてくれる人たちがいる、同じような悩みを共有する相手もいるのでメンタル面の負担軽減が考えられます。
子どもたちも複数集まる事で、兄弟姉妹ができたように賑やかな生活が送れますよね♪
また、シングルマザーシェアハウス専用のサイトもあるので、希望の条件に合う物件が見つけやすいと思います。
エステができちゃう大人女性のためのシェアハウス
エステサロンに導入されている機材やマッサージチェアが設置されているビューティールームが完備されるシェアハウス。
家にいながらキレイになれるなんて最高ですね!
バスタブにはジャグジー付きで、洗面台も5カ所、トイレは6カ所という女性にはとっても嬉しい物件です。
女性専用シェアハウスで起こりがちなトラブル

女性専用シェアハウスでのトラブルはシェアハウスという密接した環境の中だからこそ起こりうるものもあります。
例えば私物の貸し借りを女性同士なら洋服やバッグ、靴やアクセサリーなどいくらでもできますよね。
住人同士で貸し借りができればムダな費用もかからずオシャレにお金がかかる女性にとっては良いお話しだと思います。
でも、実際は返却してもらえない、破損や汚れを付けられた、自分は貸すばかりで周りの人にあてにされてしまったという話しも…
一緒に生活している以上、穏便にと考えるとなかなか言い出せないですよね。
また、来客についても意外とトラブルになりがち。
女性専用シェアハウスの場合、入居者は女性専用と限定しているものの来客に関して厳密な規定がされてない事も多いです。
あくまでも自宅として家賃を支払い居住している以上は男性の友人、知人を自由に招きたい人もいると思います。
また、男性の来訪NGだと父親や兄弟などもダメなのかという問題もあり、曖昧になりがちなのも原因の一つとなっています。
入居者によってどの程度が迷惑行為なのか、どの程度が周りに不快感を与えているのか判という判断は難しいもの。
人それぞれ考え方も感じ方も違い、それを不快だと注意し合う事もできないのが実状です。
女性同士だからこそ思いやりの心で

他人との共同生活を始めるとなれば、人間関係や生活環境、金銭面と何かと不安を感じると思います。
シェアハウスは家族や親しい友人、彼氏など気心の知れた人たちと暮らす訳ではありません。
これが初めての一人暮らしかもしれないし、一人暮らしの経験はあるけどシェアハウスは初めて、同棲解消や離婚をきっかけにという人もいるかもしれません。
そこで、余計な気遣いのいらない女性専用シェアハウスが注目を集めています。
世代も仕事も趣味も生活してきた環境も違う人たちが集まり暮らしていく場所なので、女性同士理解できる事も尊重できる事もあると思います。
でも、女性同士だからこそ不満や不快感を感じる部分もあるかもしれません。
そんな時こそお互い思いやりを持って協力し合っていかないと、シェアハウスでの生活は難しいですよね。
いくら気兼ねなくいられると言っても、最低限のマナーは守って生活してくださいね!
シェアハウスも引越し業者に依頼

通常引越しをする時は引越し業者にお願いして荷物を運搬してもらいますよね。
中には一人暮らしで荷物が少ないため自力で引越し作業を行うという人もいます。
ただ、それはキャリーバッグ一つに全て収まるくらい荷物が少ない場合と考えておきましょう。
アパートやマンションのように玄関が個別にあるなら良いのですが、シェアハウスは玄関も共同で一つ。
荷物が多いと一度では運びきれず何度も部屋まで荷物を運搬しなければいけないので、時間によっては他のハウスメイトに迷惑をかける事も考えられます。
でも、引越し業者に頼んでしまえば搬入にかかる時間はほんのわずかなので、迷惑をかける可能性はほとんどありません!
初日からトラブルを起こしては今後の生活が不安ですよね…
引越し業者の単身プランならそこまで費用がかからず引越しをする事ができますよ。
引越し料金が安くなる裏ワザを使えば単身引越しの費用も更に格安にする事ができるのです!
ステキなシェアハウスで新生活スタートしてくださいね♪