PR
※引越し侍を利用しても、クロネコヤマトには申し込みができません
引越しの時に大型の家具家電を運ぶのは、引越し業者でも苦労するもの。
例えば、冷蔵庫は1人暮らし用の小さなものなら自力で運ぶ事もできるかもしれませんが、家族用の大きなものは自力で運搬するのは故障の可能性もあり難しいです。
特に冷蔵庫はただ運ぶだけではなく、引越しするために事前準備が必要となります。
私も毎回行いますが中に入っている食品の処理はもちろん、水抜きや霜取りなどをしないといけないので、時間もかかり結構大変なのです…。
⇒引越しの前に必ずやるべき冷蔵庫の準備を詳しくCHECK
今回は冷蔵庫だけ引越し業者に依頼したいという人にも、安く運搬してもらうための方法をお教えします!
冷蔵庫だけ引越し業者に依頼したい
引越し料金を安するために自力で引越しを考えている人もいると思います。
運搬用の車両や手伝ってくれる人が手配できるなら、自力引越しもできなくはないですが、自力引越しはそんなに甘くありません。
車両の種類・サイズ、荷物量、作業人数、距離によって引越し方法は異なります。
使用する車両が小さく、荷物が積みきれなければ旧居と新居を往復して運搬したり、距離によっては自力引越し自体難しいという事も。
自力引越しで引越し費用を節約したい時の選択肢として、ダンボールなどの小さい荷物は自分たちで運び、家具家電など大きな荷物だけ引越し業者に依頼という方法があります。
引越し業者に冷蔵庫のみ依頼した場合、1万~2万円が相場料金ですが、相場料金に結構幅がありますよね。
これは基本的な引越しと同じで、距離や引越し業者によって費用に差が出るという事です。
また、5人以上の家族用の600L程度の大型冷蔵庫になると、エレベーターや階段が狭く運び込めない事があり、手吊りやクレーンなどで搬出入するケースがあります。
その場合は手吊り・クレーンなどの費用が別途発生、相場料金は2万~3万円となります。
エレベーターがない物件なら階段料金という費用もあり、階数が上がるごとに1,000~2,000円の追加料金が発生すると考えておきましょう。
また、クロネコヤマトのらくらく家財宅急便などは、荷物のサイズによって費用が異なり、高さ・奥行・幅の3辺で合計に応じて配送費用が決まります。
らくらく家財宅急便で依頼した場合のサイズ別配送料金
らくらく家財宅急便はSSランクからGランクまでサイズ別になっていますが、単身用冷蔵庫(Cランク)、家庭用大型冷蔵庫(Eランク)の金額を調べてみました!
東京ー東京 | ||
ランク | 3辺合計 | 料金(税込) |
C | 250㎝まで | ¥7,398 |
E | 350㎝まで | ¥16,254 |
東京ー大阪 | ||
ランク | 3辺合計 | 料金(税込) |
C | 250㎝まで | ¥8,694 |
E | 350㎝まで | ¥19,170 |
Gランクでも3辺合計が450㎝までのため、らくらく家財宅急便での配送ができないものもあると思うので、その場合は引越し業者に見積もり依頼をしてみましょう!
冷蔵庫のみの引越しが安くなるのは距離に関係あり
冷蔵庫のみの引越しを引越し業者に依頼した場合の相場料金は1万~2万円。
同一県内の短距離引越しなら、冷蔵庫だけの引越しは引越し業者に依頼した方が安く済みます。
県をまたぐような長距離引越しなら、3辺合計で費用が決まるクロネコヤマトなどに依頼した方が安く済む可能性が高いです。
3辺の合計に応じた配送費用が決まっている場合、配送費用を安くする事は難しいですよね。
それに対して引越し業者は荷物量、土日か平日かなど状況に応じて引越し料金が決まるので、引越しニーズの少ない時期や時間帯なら格安で配送できるかもしれません。
また、今回はクロネコヤマトを例に挙げますが、100kgを超えるものは重量物となり、オプションサービスとして搬出・搬入それぞれに1万円~費用が発生します。
引越し業者では重さによって追加料金が発生する事は普通ありませんが、ピアノや金庫などの重量物がある場合は、特殊な荷物として追加料金が発生するケースがあります。
冷蔵庫も100kgを超えるものだと特殊な荷物の扱いになり、追加料金が発生するかもしれないので要相談です!
冷蔵庫の処分費用は?冷蔵庫は処分するべき?
引越しのタイミングで冷蔵庫など家電を買い替える人も多いですよね。
処分方法としては引越し業者や家電量販店などに引き取ってもらう方法がありますが、家電量販店などは新品購入が条件だったり、自宅までの出張費用がかかります。
冷蔵庫は家電リサイクル法で処分方法が定められているため、処分の際にはリサイクル料金も発生します。
170L以下、171L以上で処分費用が異なりますが、処分費用だけなら大体3,000~6,000円程度が相場料金。
家電量販店などに依頼する場合は出張費用も含まれるので、8,000~9,000円程度が相場料金です。
引越し業者に依頼した場合は出張費などはないので、リサイクル料+回収費用で6,000~7,000円程度が相場料金となっています。
家族引越しの場合は冷蔵庫1台ないくらいでは引越し料金が大幅に変わる事はないので、引越し先で家電量販店に新品を届けてもらい、古いものは引き取ってもらうという手も。
状態が良いものならリサイクルショップや買い取りを行っている引越し業者に買い取ってもらう事もできます。
他にも、自治体の指定処理場に持ち込む方法もありますが、自分で運ばなければならないので車がないと難しいですね。
また、不用品を無料で回収するとアナウンスしている不用品回収業者などもありますが、いざお願いすると回収は無料、処分は別途費用請求という事もあるので気を付けてください。
冷蔵庫を自分で運ぶ!?冷蔵庫の自力引越しはできる?
冷蔵庫は大型のものだと重さが100kg近くになり、幅や高さを考慮して運ぶ必要があるので、かなり大掛かりな作業になります。
単身用の小さな冷蔵庫でも階段などを自力で運ぶのは難しいと思いますよ。
家具家電のある自力引越しは軽トラやバンがないと厳しいので、レンタルする人もいると思いますが手間もお金もかかる上に、レンタカーで事故を起こす可能性もないとは言い切れませんよね。
冷蔵庫の引越しを自力で行うのはあまりオススメできませんが、もしも自力引越しの際に冷蔵庫を運ぶなら、この注意点を覚えていてください!
冷蔵庫内の食品は使いきる
冷蔵庫の中に食品が入ったまま運搬はしないようにしましょう。
引越し日の前日には調理器具なども梱包してダンボールに入れていると思うので、引越し日が決まっていれば計画的に、2日前までには使いきるのが理想的です。
もしも食品を使いきれなかった場合は夏場でなければクーラーボックスに入れて運搬する事も可能ですが、夏場は生ものがあると特に傷みやすいので、クーラーボックスでの運搬はオススメしません。
また、冷蔵庫は本来の機能が戻るまでに3~4時間、夏場はその倍近い時間がかかり、すぐには中が冷えないので、クーラーボックスに入れて運ぶものにも注意が必要です。
冷蔵庫の霜取り・水抜きは必須
最近は霜取り機能付きの冷蔵庫などもありますが、冷凍庫内に霜がビッシリという冷蔵庫もあると思います。
引越し業者に運搬を頼む際にもやらなければいけませんが、電源をきって霜取り・水抜きの作業は必ず行う必要があります。
ただ、霜が溶けるには時間がかかります。
引越し日には霜取りが終わっている状態にしたいので、前日には製氷機能をオフにして、コンセントを抜いて冷蔵庫の扉を開けたままにします。
もちろん霜は溶けると水になるので、周囲が水浸しにならないようにタオルなどで対策をしましょう!
また、水抜きは蒸発皿や水受け皿(タンク)の水を捨てる事で、当日に引越し業者がやってくれる事もありますが自分でやっても問題ありません。
冷蔵庫の蒸発皿が見つからず自分でできなかった場合は当日作業員に伝えましょう。
冷蔵庫は移動後1時間はおいてから電源オン
冷蔵庫を移動させるのに階段や狭い廊下などを通らなければいけない場合、冷蔵庫を横にしたり傾けて運搬する事があります。
少し傾けるくらいなら問題ないのですが、冷蔵庫を横にする事で冷却装置にオイルが流れ込み故障する可能性があります。
また、移動時の振動などで冷却装置が安定していないので、設置後1時間は電源を入れない事が望ましいです。
冷蔵庫1台の引越しでも引越し業者に頼むのが正解
家具家電がたった1個だとしても、デメリットやリスクがある事を考えたらプロにおまかせするのが賢い方法。
とにかく費用を抑えたいなら赤帽などの地域密着型の小さな業者に依頼する事もできます。
ただし、赤帽の場合は引越し作業の経験がない人が行っている場合もあり、大きな荷物だと自分が手伝う必要がでてくるので心配な面は多いです。
お金を払っているのに自分で手伝わなければいけないのは少し損した気分ですよね。
誰かにお願いするなら経験値が高い引越し業者など、大きな荷物を運び慣れている人たちにおまかせするのが1番安全な方法です。
もしかしたら普通に玄関からは搬出入できないかもしれないとなれば、窓から手吊りで搬出入という事も。
その場合は費用が発生しますが、もしも慣れていない人がムリに運ぼうとして破損や故障してしまえば、手吊り作業以上の出費になる可能性もあります。
リスクを考えたらプロに依頼する事がオススメですが、1社に見積もり依頼をしても金額は安いかどうかわからないので、私なら何社かの引越し業者から見積もりをとって引越し料金やサービスを比較します!
もちろんクロネコヤマトや赤帽からも見積もりをとった方が良いですね。
ただ、何社も見積もり依頼してしまうと、結局どこが良いか判断できなくなってしまうので、多くても4~5社に見積もり依頼をすれば十分だと思います。
引越し料金を安くしたい時に必ず活用している裏ワザがあるので、少しでも引越し料金を節約したい人は1度試してみてくださいね!