都内は家賃が高いし一人暮らしは不安だし寂しいし、家具家電を揃えるお金もない…
そんな理由から最近は多数の人が一緒に暮らすシェアハウスが注目を集めています。
他人と一つ屋根の下で共同生活をするシェアハウスは家賃が格安。
上京する際にお金がないからシェアハウスを選んだという人も少なくありません。
シェアハウスに使用される物件は元々会社の社員寮だった場所や戸建て住宅、アパートを全面リフォームした物件などがあります。
戸建て住宅などはトイレやお風呂が一つという物件も多いのでシェアハウスでは問題になりやすい点です。
でも、最近のシェアハウスは趣味に使える設備などを設けて、住人同士の交流に力を入れている物件が増えています♪
- 地下に防音室を作り自由に楽器演奏を楽しめる物件
- 住人が共同お世話をしてペットを飼う物件
- シアタールームやトレーニングの設備を備えている物件
- 住人が毎月固定の食費を支払い食堂を利用できる物件など
良い面も悪い面もありますが格安なお部屋を探しているという人は参考にしてみてください。
海外では当然の事のように以前からあるスタイルですが、日本ではまだまだメジャーとは言えないシェアハウスのメリットやデメリットを見てみましょう!
シェアハウスの1番のメリットは格安物件
シェアハウスのメリットはなんと言っても住居費が格安に済むという事。
都内や都内郊外、駅近や交通の便が良い場所、近隣施設の充実した地域の物件に契約、更には家具家電も必要となると初期費用は100万円近くなる可能性もあります。
もちろんもっと良い条件の物件なら家賃も相当な金額になりますよね。
家賃を予算内に収めるには狭い部屋にする、交通の便を諦めるなど多少の不便さを覚悟しなければなりません。
でも、シェアハウスなら住居費を住人全員で分担して負担できる上に、家具家電の共有、備え付けという物件も多く初期費用を大幅に抑える事ができるのです!
ただし立地によってはシェアハウスでも賃料の高い物件もあるので、色々な物件を
また、社会人の一人暮らしは仕事以外では人に合わない、平日は会社と自宅の往復の繰り返しという人も少なくありませんが、シェアハウスという空間で共同生活していれば誰かしら顔を合わせる事もあり寂しさもまぎれますね。
シェアハウスのデメリットは暮らし方の違い
シェアハウスは他人と共同生活をする場所なので、個室があるとは言え生活に関する設備は共同で使用する事も特徴。
中でもお風呂やトイレに関する問題はシェアハウスでの暮らし方で人によっては大きなネックとなります。
例えば元は戸建ての住宅をリフォームしシェアハウスというスタイルに改造した場合、お風呂やトイレが1ヶ所という事がほとんど。
複数の住人で共用するので混雑する事もあるし、清掃方法や使い方も人それぞれなので些細な事からトラブルになる事があります。
リビングなどの共有スペースもですが、自分が使いたい時に必ず使用者がいないとは限らないのでストレスに感じる事もあるかもしれませんね。
同様にキッチンや冷蔵庫など使用頻度の高い場所・物は住人同士のいさかいが起きやすいです。
お互いに共同生活を送る以上は生活音、生活習慣など他人の行為が目に付いたとしてもある程度はガマンも必要という事。
また、シェアハウスでは住人同士で家賃や公共料金を分割して負担するので、住人が退去して個室に空きが出る事は大きな問題になります。
必ずしも親しい友人や気の合う仲間だけでの共同生活ではないという事を理解しましょう。
シェアハウスの賢い探し方はネット検索
シェアハウスは一般的な不動産業界における賃貸契約を必要とする形態をとっていない事が多いです。
街の不動産会社へ足を運んでも近隣のシェアハウスの情報を持ちあわせていない事がほとんど。
シェアハウスへの入居を希望する場合はネットで物件探しをするのが最も効率的です!
最近はシェアハウス専門の情報を掲載したサイトも増えているので、様々な情報を集め比較検討しましょう。
ここで一つ問題なのがせっかく不動産会社へ足を運んでもシェアハウスを取り扱っていない、条件と合わない物件しかないという場合、手続き方法はどうなるかという事。
シェアハウスは物件によっては独自のルールで運営がされている事があり、手続き方法も異なる場合があります。
シェアハウスを契約する際の手続き方法
シェアハウスの入居契約に関しては大きく2つの方法がとられています。
- シェアハウスの運営を企業が担っていて、各個室ごとの賃貸契約
一般的な賃貸契約と内容は変わらない場合が多い。
敷金は個室の修繕に必要と見込まれる程度の額なので、賃貸物件に比べると少額。ただし仲介手数料は生じ、退去時の申し出時期や精算に関しても事前に契約が取り交わされます。
- 宿泊、部屋貸タイプの契約
マンスリーマンションや長期滞在型ホテルの利用方法と同様の契約方法です。
契約に際して宅建資格保有者による説明や所定の書面の取り交わし義務はなく、独自の内容で契約が可能。中には物件所有者が窓口となり入居審査や契約、運営を行う事もあります。
シェアハウスの契約はまだ法整備が追い付いていないこともあり、”独自のルール”による運営が行われているのが実状。
契約内容を全て理解した上で契約を進めてくださいね!
引越し業者または宅配便を利用
シェアハウスは家具家電が備え付けという物件が多いので、引越しの際の荷物は身の回りの生活用品だけという事があると思います。
例えば身の回りの物もある程度は引越し先で揃えるので、持って行く荷物はダンボール箱3個だけという人は宅急便などがオススメ。
車があるなど運ぶ手段があればもちろん自分で運ぶ事も可能ですよね♪
また、ダンボール箱が10個以下では済まないという人は引越し業者に依頼してみましょう。
単身引越しに特化したプランを用意している格安引越し業者もあるので、まずはネットで探してみましょう!
特に”ある方法”を使うと条件に合った引越し業者が簡単に見つかりますよ。
もしも引越しの時間に融通が利くなら時間指定をしない便を活用すると、更に費用を抑えられる可能性が高くなります。
入居者への挨拶は手頃な手土産を用意
シェアハウスでの生活は通常の賃貸物件よりも住人と顏を合わせる回数が格段に上がります。
今後一緒に生活していく人たちに対して挨拶や手土産があるに越した事はありませんね!
- 小規模な元戸建て住宅の物件に入居する場合、手土産は全員で食べられるお菓子などがオススメ
- 元社員寮など規模の大きいシェアハウスに入居する場合、手土産は個別に用意し左右・前後の個室に配る程度で良いと思います
まだお互いに面識がない上でそれぞれの住人に個別で手土産を用意するのはなかなか難しいですよね。
無難でも挨拶に適した物を選び、今後住人とうまくやっていくきっかけにしましょう♪
シェアハウスを良く理解した上で契約を
シェアハウスは通常の一人暮らしに比べ初期費用も抑えられて家賃も格安な物件が少なくありません。
一人暮らしは寂しそうと考えている人なら、帰れば誰かしら人がいるシェアハウスは居心地の良い場所かもしれません。
最近はシアタールームやスタジオ完備など好条件の物件も増えているので、それを目当てに入居する人も多いと思います。
そんなメリットも多いシェアハウスですが、反面、他人と共同生活をするという事で様々なストレスや違和感を感じる事も多いと思います。
ただ不満を全てぶつける訳にはいかないし、他の人にとってはそれが普通の事かもしれません。
また、シェアハウスは人が集まる場所があるために、皆でワイワイするという事も多いと思います。
自分たちは楽しくても例えば戸建て住宅などは近隣住民から騒音のクレームが来る可能性も…
騒音問題はマンションなどでも起こりがちな問題ですが、いつでも人が集まりやすいシェアハウスは特に注意が必要ですね。
シェアハウスは格安物件を探している人にはオススメですが、デメリットをしっかり理解していないと生活していくのは難しい場所です。
楽しく生活するためにもシェアハウスごとの注意点や住人同士のルールを守っていきましょう♪