賃貸保証人がいない!部屋は借りられる?

賃貸保証人という言葉を聞いた事はありますか?
正確に言うと賃貸物件を借りる際に連帯して責任を負ってくれる連帯保証人を指します。

連帯保証人はその部屋の契約者が家賃を支払えなくなった時に、その人に代わって家賃を支払う必要があります。

一般的に親兄弟、3親等以内なら問題ないとされ友人や知人は基本的に保証人として認められない場合が多いです。

賃貸保証人=連帯保証人

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賃貸保証人は入居者が部屋を借りる際に必要な連帯保証人の事。
連帯保証人は万が一入居者が家賃を滞納したり、夜逃げしてしまった場合に家賃を肩代わりしなければなりません!

月数万円の家賃の保証人とは言えその家賃が数ヶ月間溜まると数十万円になるものなので、誰でも連帯保証人になれるという訳でもありません。

賃貸保証人の基本的条件

  • 血の繋がった親族
  • 定職についている
  • 定期的な収入がある
  • 極端に高齢、若年ではない

入居審査において連帯保証人の収入は重要なポイントとなります。
例えば30代、40代の人が部屋を借りようとすると親が定年を迎え年金受給者の場合が多く審査が通りにくくなっています。

ただし、審査は本人の属性なども加味して行われるため、本人の内容が良ければ保証人が年金受給者でも問題ない事も。

でも、保証人を頼める人が年金受給者やパートなどで収入が少ない人しかいない時はどうしたら良いのでしょうか?
賃貸保証人がいない場合、大きく分けて2つの方法があります。

①保証人なしで入居可能な物件探し
レオパレスやMASTなど一部の賃貸物件ではこのシステムが採用されています。

②賃貸保証会社の利用
費用はかかりますが賃貸保証会社が利用可能な物件なら入居が可能。

賃貸保証人がいない時は賃貸保証会社が頼り

家主が直接管理している物件は家賃滞納や夜逃げのリスクがあるので、保証人がいないと部屋を貸してもらえないケースが多く、特に地方ではその傾向が強いです。

でも、都心部は地方から出てきた人や外国籍など様々なケースで保証人がいないという人も少なくありません。

賃貸管理会社が管理をしている場合は賃貸保証会社に加入する事を条件に部屋を貸してもらえるケースが増えています!

家主が直接管理している物件でも賃貸仲介業者の使っている賃貸保証会社に加入すれば、保証人なしでも入居できる場合もあります。

賃貸保証会社とは入居者(加入者)から保証料をもらい保証人の代行を行う会社。

もしも入居者が家賃を滞納した場合は入居者に代わり家賃の支払いを行い、後日入居者に家賃の請求がされます。

通常は賃貸仲介業者や賃貸管理会社の提携している賃貸保証会社が数社あり、指定の保証会社の審査に落ちると入居不可となります。

賃貸保証会社も信販系、業界団体系、独立系と様々な系列があります。
それぞれ審査基準は異なりますが信販系の保証会社の審査が一番厳しいと言われ、携帯電話の滞納などがあると審査に落ちる可能性が高いです。

賃貸保証人のリスク

賃貸保証のリスク=連帯保証人という事なので、本来入居者に請求される債務を全て保証しないといけない事ですよね。
どんなに親しい人でも連帯保証人になるなと言われている人もいるのではないでしょうか。

債務者である家主、管理会社などは通常の保証人なら入居者に先に請求しないといけないのですが、連帯保証人の場合はどちらに先に請求する事もできるのです。

入居者の滞納が知らない間に数ヶ月続き、家主から「〇十万円の家賃滞納があるので支払ってください」と督促の連絡が来るかもしれません…

親兄弟といった血縁者から賃貸保証人を頼まれるのはある程度保護者的な立場もあり、断るのは難しいと思いますが困るのは恩のある先輩や知人、同級生など。
でも、どんなに信頼できる人でも環境が変わり家賃の支払いができない状況になる可能性はいくらでもあります。

そんな時はまず賃貸保証会社の存在と加入を勧めてみましょう。

世間的にも認知されているとは言え、賃貸保証会社を知らない人も多いと思います!
連帯保証人にはなれないとただ断るのではなく、他にも頼りにできるサービスがあるよと教えてあげる方が波風が立たず良いと思います。

実体験~連帯保証人になる側の意味~

もしもあなたが連帯保証人に申し込まれた側になった時のお話しをしましょう。

連帯保証人をたてれば業者が取りはぐれがなくなりますよね。
そのため悪質な業者の場合、支払い能力がない人でも無理やり連帯保証人に仕立てようとするケースがあります。

これは私が実際に体験したお話しです。
ある時友人から1本の電話が…

「一緒に住んでいる彼と業者の人が名前だけで良いので保証人になって欲しいと言っている」
名前を書くだけで良いからって言ってくるけど、これって名前を書いて良いのかな?」

上記のような内容の電話でした。
友人は仕事を辞めていたため収入はなく保証人としての支払い能力はありません。

でも、契約を急ぐ彼らは『名前を書くだけ』と契約を迫ってきたのです!
途中で電話を代わってもらったのですが彼らは私にも『名前を書くだけですから』と繰り返すだけ。

連帯保証人がどんなものか知っていた私は彼らに質問攻め。
「連帯保証人という事は彼の支払いが滞れば彼女に請求がいきますよね?現在の彼女に支払い能力があると思いますか?その根拠は?」

最終的に「上司の方とお話しをさせて欲しい、この電話の内容を録音している、しかるべき場所に相談に行きますよ?」と言ってこの時は事なきを得ました。

ただし、中途半端な知識だけでは返り討ちにあう可能性があります。
あまり相手を挑発しないように気を付けて対処してくださいね。

彼女は私に連絡をしてこなければ連帯保証人にされていたと思います。

連帯保証人になる=自分以外の人の借金を背負う事

また、反対に連帯保証人をお願いする場合は誰かに自分の借金を背負わせる事になります。
お金が絡む事なので、どちらにせよ簡単に考えないようにしましょう!

保証人がいなくても部屋は借りられる

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最近では都心部の多くの賃貸物件において賃貸保証会社の利用が可能となっているので、保証人がいない場合でも賃貸保証会社を利用すれば入居は可能。
でも、地方だと保証人がいないと借りる事ができない物件もまだまだ多いです。

賃貸物件も供給過剰にあると言われているので、そういった中で物件にいかに入居してもらえるかが家主にとっても大きな課題となっているとの事。
今後は地方でも賃貸保証会社を利用する事で保証人がいなくても入居できる物件が増えてくるかもしれませんね。

また、賃貸保証人=連帯保証人という事がわかりましたよね。

自分が保証人になる場合も保証人を誰かにお願いする場合も、お金が絡む事なのでリスクがかなり大きいです。
借金を背負う、背負う事になる、この事を良く覚えておいてください。