『なるべくお得に引越ししたい!』
そう考えているあなた!引越し業者を決める際には訪問見積もりを必ずしましょう。
訪問見積もりは実際に依頼者の荷物量を見て、他の条件と併せて引越し料金を算出するために引越し業者の営業マンが家まで訪れる事。
その際にもらう見積もり金額で3~4社の引越し料金の比較をすると、どこの引越し業者が安いかわかります。
まずは訪問見積もりに来てもらう際のポイントを押さえておきましょう☆
- 依頼の目安は1ヶ月前!
- 訪問見積もりの前にタンスやクローゼットの中身を把握しておく
- 「即決してくれたら安くする」には要注意
- 荷物が散らかっている部屋は、見積もりを高くとられる可能性あり
訪問見積もりに来てもらう事で引越しが初めての人や慣れていない人は足元をみられて、高い金額のまま押しきられ契約というケースも少なくありません。
引越し料金で損をしないために訪問見積もりではどんな事に注意すれば良いのか、その対処法をお伝えします!
訪問見積もり依頼の目安は一般的には1ヵ月前、最低でも2週間前
引越しギリギリになってから訪問見積もりに来てもらうとトラックや人員などの手配ができず、希望の日程に引越しを行えない場合があります。
希望の日程に引越しをするためには一般的に1ヵ月前、閑散期であれば2週間前までに訪問見積もり依頼をして準備を始める事をオススメします。
依頼可能な期間は大手引越し業者でも中小引越し業者でも、ほとんどの引越し業者で2ヵ月前からとなっています。
見積依頼をいただくケースとしては、早めのお見積もりなら引越し日の約2ヶ月前、遅めでは約2週間前、といった具合に幅があります。
引用:日本通運(一部抜粋)
また、見積もりにかかる時間は30分~1時間というのが、各引越し業者の基本になっています。
お荷物の量などにもよりますが、30分~1時間程度の所要時間が最も多いケースとなっています。
当社が訪問見積もりの際に行う主な内容としては、引越条件やご要望の確認・家財のカウント・金額算出・見積もり内容のご説明等です。
引用:日本通運
何も決まっていない状態では見積もりはできないので、こちらも準備をして訪問見積もりにのぞみましょう!
訪問見積もりは部屋をさっと見る程度!
訪問見積もりは文字通り、訪問して見積もりをする事。
実際に部屋の中にある家財道具などを営業マンがチェックし、どのサイズのトラックに積める荷物量なのかを考えて見積もり金額を出していきます。
主な確認事項は下記3点。
- 大型家具家電、ダンボールの個数
- タンス・クローゼットの中身
- 搬出経路
衣装ケースなどがある場合、昔は中身を出してダンボールに梱包する必要があったのですが、最近は中身はそのままでOKという引越し業者が増えています。
また、タンスやクローゼットの中でハンガーにかけているものは、ハンガーボックスという衣類をそのままかけて運んでもらえる便利グッズがあり、無料レンタルできるので梱包時の時間短縮ができますよ♪
それより『タンスやクローゼットの中を営業マンに見られちゃうの?』と不安になったあなた!
できれば実際にタンスやクローゼットの中まで見てもらった方が確実ですが、見せたくない場合は『何が?』『どれくらい?』入っているのか答えられるように中身の把握はしておきましょう。
「即決」「値下げ」このワードには要注意!
電話見積もりも訪問見積もりも、安く引越しをしたいなら値下げ交渉する事がポイントになります。
ただ、初めて引越しをする人は特に、自分からは値下げ交渉できないという人が多いです。
営業マンも引越し慣れしていない人はすぐにわかるので、相場料金や他社の見積もり金額を知らないと単身引越しでさえ高額な見積もり金額を出してくる事も…
見積もり時に「今うちに決めてくれたら安くします」「即決してくれたらもう少しお値段頑張ります」などと言ってくる事がありますが、なるべく1社に決めこまず他の引越し業者と比較検討しましょう!
もしかしたら即決すれば値下げしてくれると言う金額より、他の引越し業者の見積もり金額の方が安いかもしれませんよ。
引越し料金を少しでも安くしたいなら最初から1社に絞るのはオススメできません。
格安引越しがしたい人はまず何社かの引越し業者の見積もり比較をしてください☆
荷物の量で見積もり金額は変わる、散らかった部屋では高く見積もられる可能性あり
誰かが家に来る時には部屋を片付けるというのはマナーの一つですね。
でも、マナー云々ではなく、訪問見積もりの前には部屋を片付けておくべき理由があるのです!
その理由は散らかった部屋は荷物が多く見えてしまうという事。
引越し料金はトラックの大きさ=荷物量によっても変わります。
持っていくもの・処分するものがきちんと決まっていなければ、多めに荷物を持っていく想定で見積もりが進められてしまう可能性があります。
引越し当日になって「やっぱりこれは持って行かないから安くして!」なんて言っても安くなる事はありません。
見積もり金額が高めに出てしまう要因となるので、持っていくもの・処分するものを訪問見積もりまでに決めて、部屋はキレイにしておきましょう!
ただし、時間に余裕を持って部屋の片片付けをしないと、逆に部屋が散らかる可能性があるので片付けも早めにとりかかるのがオススメです。
ヒロは訪問見積もり前に急に部屋の片付け始めるけど、伝え忘れとか結構するよね。笑
そうなの!結局ギリギリになっちゃって疲れと焦りでミスする…やっぱり何事も時間に余裕を持ってやらなきゃダメだね~。汗
強引な営業マンをかわすには予定を伝える、相見積もりを伝える
訪問見積もりに来る営業マンは、もちろん契約をとるために依頼者の家を訪れますよね。
そのため威圧的な営業マンも多く、『営業マンが有無を言わせぬ感じで契約してしまった』『他の引越し業者と比較できる雰囲気ではなかった』というネガティブな口コミも少なくありません…
私が訪問見積もりで出会った営業マンはあまり威圧的な人はいませんでしたが、作業員同様当たり外れはあるので、強引な営業マンをかわすコツをお伝えしたいと思います☆
見積もり後には予定があると伝えるく
最近は少なくなっていますが、営業マンは訪問見積もりに来たその場で自社に決めてもらいたいので、契約がとれそうだと察知すれば長い時間居座り粘る事もありました。
こうした状況を回避するために、営業マンが来た時点で「〇時から外出の予定がある」と伝えておきましょう。
必要以上に居座られる事もなく、万が一粘られても話を中断しやすくなります。
他社の見積もり金額をあえて伝える
営業マンは「うちでしか見積もりをとっていないな」とわかれば、ここぞとばかりに高い金額を提示してきます。
それを避けるためには相見積もりをするのがベストです。
営業マンの方から予算や他社の見積もり金額を聞かれる事もあるので、予算に関しては自分の希望している金額を伝えてみましょう。
値下げ交渉の際には他社の見積もり金額を言ってしまうのもありです!
1社しか見積もりをしないと、一切の値引きもなく高い金額のままで引越す事になる可能性がありますよ。
引越しに慣れていて交渉上手な人ならいざ知らず、初めての人には値下げ交渉は難しいイメージだと思いますが、思っているほど難しい事ではないので安く引越したいと思うならチャレンジしてみましょう!
まず、訪問見積もりには少なくとも3~4社は来てもらい、各引越し業者に相見積もりをしている事をアピールします。
1社目は本命ではない引越し業者に来てもらい「他社とも比べたい」という事をはっきり伝えます。
2社目以降は「こちらにお願いしたいけど予算が○○円くらいで…他社さんは△△円でやってくれると言っていた」と、自分の予算と他社の見積もり金額を伝えます。
最後に来てもらうのは本命の引越し業者にしてください。
営業マンがまだ対抗できる金額だと思えば、他社より安い見積もり金額を提示してくるはずです。
訪問見積もりを上手く利用して引越しを成功させるための4つのポイント&おさらい
訪問見積もりを成功させるにはポイントがありましたね!
- 依頼の目安は1ヶ月前!
- 訪問見積もりの前にタンスやクローゼットの中身を把握しておく
- 「即決してくれたら安くする」には要注意
- 荷物が散らかっている部屋は、見積もりを高くとられる可能性あり
実はもう1つ重要なポイントがあります。
訪問見積もり時の話はしっかり聞いておく事。
訪問見積もりの際には何を準備をしておけば良いのかなど引越しの詳細について説明してくれます。
初めての引越しという人は特にしっかり聞いて、できればメモなどに残しておきましょう!
ベストは細かく決めた事を、その場で見積書に営業マンに記載してもらう事。
後になって「言った」「言ってない」と言い争いになるのもイヤですよね…ちょっとした事ですがトラブルを防ぐためにも有効的です!
疑問や要望があれば事前にまとめておき、訪問見積もり時に聞けるようにしておくとスムーズですよ。
わからないままにしてしまうと弱みにつけこまれてしまいますよ。
引越しに慣れていないと悟られないためにも知識をつけ、事前準備を怠らず、余裕をもって訪問見積もりに来てもらいましょう!