未分類 引越しのキャンセルは何日前まで無料でできる?

  • 更新日:2023.03.31

引越し業者が決まったあとに、様々な事情で引越しをキャンセルしたいという人もいると思います。
ただ、キャンセルって基本的にお金が発生するものなので、できればキャンセルはしない方が良いですよね。

越し料金は2日前までならキャンセル料金が発生…しなかったのですが、それは2018年5月31日までの話。
2018年6月1日からは引越しのキャンセル料金が改正され、2日前でも運賃及び料金の20%以内がキャンセル料金として発生し、当日なら運賃及び料金の50%以内がキャンセル料金として発生する事に。

改正前 改正後
当日 運賃の
20%以内
運賃及び料金の50%以内
1日前 運賃の
10%以内
運賃及び料金の30%以内
2日前 運賃及び料金の20%以内
解約・延期手数料の引き上げ等、消費者ニーズの多様化やドライバー不足等の課題に対応するため、標準引越運送約款等の改正を行いました。
引用:国土交通省 報道発表資料 一部抜粋


でも大丈夫、初めての引越しで不安な人も引越し業者のキャンセルの仕組みさえ知っていれば慌てる事はありません。
格安引越し業者を納得するまで探して引越し費用を節約しましょう!

引越しのキャンセル料は必ず発生するもの?

引越しのキャンセル料は必ず発生するものではなく、タイミング次第では0円でキャンセル可能と覚えておいてください!

まずは引越しキャンセルの変更内容から見てみましょう。

  • 引越し当日のキャンセルまたは延期
  • 【前】運賃の20%以内
    【後】運賃及び料金の50%以内

  • 引越し前日のキャンセルまたは延期
  • 【前】運賃の10%以内
    【後】運賃及び料金の30%以内

  • 引越し前々日のキャンセルまたは延期
  • 【前】キャンセル料金ナシ
    【後】運賃及び料金の20%以内


改正前は2日前までならキャンセル料が発生しない、しかも当日のキャンセルだとしても発生する金額は最大でも運賃の20%でした。
新しくなった引越しのキャンセル規定は、当日のキャンセルまたは延期の申し出をすると運賃及び料金の50%を支払う必要があります。

20%から50%への値上げってかなり大幅な変更ですよね。
ただ、引越し難民なんて言葉ができる程、引越し業界では人手不足が目立ちました。
引越し作業をする作業員がいなければ引越し業者は依頼を引き受ける事はできませんよね。

暑い日も寒い日も関係なく1日に何件もの重い荷物を運ぶ…引越し作業ってかなり重労働です。
一度夏場にトラックの中でグッタリしている作業員を見かけましたが、停車中なのに窓を開けてエアコンも入れていないようでした。

引越し
引越し業界にも様々なルールがあると思いますが、とにかく作業員が大変なのは間違いない!

普通、飲食店やホテルなどで当日キャンセルをすると全額支払いというところも多いですよね。
そう考えると自分都合でのキャンセルで50%の負担なら、まだ良い方だと思いますよ。

また、引越し予定日の3日前まではキャンセルや延期の申し出も無料なので、キャンセルなどが必要な場合はスケジュールがわかり次第、引越し業者に早めに連絡をしましょう!

ただし、キャンセルや延期の原因が引越し業者の都合だった場合、もちろん申込者はキャンセル料を支払う必要はありません。
災害時や動きが取れないほどの悪天候時などはキャンセル料金は発生しません。

引越しのキャンセル連絡は電話でする事が基本

何か理由があって一度決まった引越しをキャンセルしたい場合は、まず電話でその旨を連絡しましょう。

キャンセルをしたいけど電話では断りづらいからメールで連絡はNGですよ。
メールだと引越し業者が気付かない可能性もありトラブルになる可能性もあります。

一度契約をしたなら、よほどの理由がない限りはキャンセルはしない方が良いですね。
例えば、契約後にもっと安い引越し業者があったから、契約した引越し業者をキャンセルしたいというケースもあります。
絶対にやってはいけない事ではないし、3日前までならキャンセル料金も発生しませんが、一度決めたのにそれは引越し業者に失礼な気がしますよね。

訪問見積もりの時に営業担当者に『今すぐうちに決めてくれたら安くします』と言われる事もありますが、この言葉を鵜呑みにせず他の引越し業者も検討したいと伝えましょう!
しっかりと比較検討する事で本当に安い引越し業者を見つける事ができますよ。

ダンボールを使用してからキャンセルはしない事

引越し業者の中には訪問見積もり後に契約が成立すると、その場で荷物を梱包するためのダンボールを置いていく事があります。
すぐに荷造りができると考えると依頼者としては助かりますが気を付けなければいけない事が一つ。

引越し業者が決まったなら最後まで自分で決めた引越し業者にお願いするべきですが、理由があってキャンセルするしかない事もあると思います。
もしも営業マンが置いていったダンボールを使用してしまっていた場合、実費での精算が発生するので注意が必要です。

また、使用はしていなくてもダンボールなどの梱包資材を受け取り、他の引越し業者に変更する場合は返却が必要となります。
勝手に置いていかれたとしても返送にかかる費用は依頼者持ちとなる事も。

ダンボール自体は無料サービスかもしれませんが、返却にお金がかかってしまっては無料サービスの意味がありません。
トラブルの元になりかねないので訪問見積もりに来てもらった際は『他の引越し業者も検討したい』とハッキリと伝えてください。

ただ、他の引越し業者に依頼する事になった際に、新しく契約する引越し業者が返却してくれる場合もあるので新しく契約する引越し業者に一度相談してみましょう!

要注意!こんな引越し業者には絶対に引越しを頼まない!

アート引越センターサカイ引越センターを始め、ほとんどの引越し業者のキャンセル料金は国土交通省の定めに従った形になっています。
むしろ例外を探す方が難しいかもしれませんね。

ただし、国土交通省の許可を得た約款を使用して引越し業者が独自に作成している場合もあるので、見積もりの際に必ず業者が提示する約款の内容を確認しておきましょう!

『お客様都合による引越し当日のキャンセルについては料金、全額をお支払いいただきます』といった内容の記述をしている引越し業者があれば要注意。

また、内金や手付金を請求してくる引越し業者にも注意しましょう。
これも標準引越運送約款にて請求しないとなっているので本来は発生しないです。

ただ、手付金に関しては何かトラブルがあった際に返還されるものなので、請求されたとしてもキャンセル時の支払いなどに充てられる可能性もあります。

料金が安い引越し業者に変える前に

そもそも何社かの引越し業者の見積もり金額がわかっていれば、後から『他の引越し業者の方が安いから変えますごめんなさい』とはなりません。

まだ見積もりだけで悩んでいる段階なら問題ありませんが、一度お願いしますと言ってからのキャンセルは、たとえ理由があってもあまり気持ちの良いものではありませんよね。

それを事前に防ぐためにも格安引越し業者がわかる裏ワザを使いましょう。

ただし、気を付けなければならないのが安さだけで安易に引越し業者を決めてしまう事!
もちろん引越し料金が安いのが大前提ですが、サービス内容や口コミなどもチェックする事がポイントです。

名前を聞いた事もないような引越し業者でも評判がものすごく良い可能性もありますよね。
まずは、引越し業者に直接問い合わせをする前に格安引越し業者がわかる方法を試してみてください。

1番安い引越し業者を見つける裏ワザ公開中

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