知っておきたい見積もり時のトラブル

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『見積もり』をとる事は、引越しに限らずあらゆる場面で有効です。

見積もりをとる事により、比較検討ができるのが最大の理由!

何かを買うにしても、この比較が非常に重要です。

例えば『Aの商品が優れている』という話を聞いても、実はBの商品はもっと品質が良いかもしれません。
また、Aの商品より少しだけ劣るCの商品は、Aの半額の値段で購入できるかもしれません。

このように、見比べる事ができるという意味で、見積もりをとる事はとても有用です。
しかし、見積もりをとる事でトラブルが起こるケースもあります。

どんなトラブルが起こりやすいのか、また、どんな回避方法があるのか見ていきたいと思います!

見積もり時に気を付けたい起こりやすいトラブル

ダンボール無料には要注意

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かなり多いのが、ダンボール代によるトラブルです。
引越し業者が見積もりに来た際に、ダンボールを置いていく事があります。

ダンボールの料金は『梱包資材費』という形で、実は引越しの料金に含まれているのです。
そのため、見積もり段階で置いていかれるダンボールにも、当然費用がかかっているという事。

私もダンボール無料と言われていたのに、実際は『枚数限定』『小さいサイズのダンボール以外は有料だった』という経験があります。

資料や公式サイトに『大・中・小サイズ、各5枚ずつ無料』や『最初にお渡しするダンボール以降、必要となるダンボールは有料』など、見つけにくく、わかりにくい場所に記載がある場合も。

そうならないためにも、無料の範囲内のダンボール枚数の確認を必ずしましょう!

口頭での確認以外に、資料への記載があれば確実です。

もう一つ、意外と多いのが、初めに契約をした引越し業者がダンボールを置いていったが、別の引越し業者の方が安いからと前者をキャンセルするケース。

キャンセルはお客様都合なので、そのダンボールの返送費用は依頼者持ちになります。

ただし、契約をしていないのに勝手に営業担当者がダンボールを置いていってしまう事もあるので、その場合は早めにその引越し業者に連絡をしましょう。

家財補償サービスなど、保険の有無

見積もり時に確認したいポイントとして、家財補償サービスが付いているか否か。

引越し後、大切な家具や家電などが破損していたらショックですよね。
ダンボールに入っている食器類だって、どうなるかわかりません。

このようなトラブルが起こらない事が一番ですが、万が一を考えて家財補償サービスが付いているか、有料のオプションサービスになるのかなどの確認をしましょう!

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この時に確認したいのが、どの程度まで補償をしてくれるのかという事。

サカイ引越センターは、万全の注意を払い、お客様の大切な家財を輸送させていただいております。万が一家財に損害が発生した場合は、標準引越運送約款に基づいて賠償いたします。ところが、引越に係わる家財の事故の中には、標準引越運送約款上賠償しかねる場合や責任の判定が困難な場合もあります。

引用元:引越荷物運送保険のご案内(サカイ引越センター)


サカイ引越センターでは、公式サイトに上記のような説明文と、補償しかねるケースがイラスト付きで掲載されています。

例えば、依頼者が自分で梱包した物が破損していたが、ダンボールに外傷が見つからない場合は責任の判定が困難のため、補償がされない可能性が高いです。

オプションサービスで保険に加入したとしても、100%の補償はないと考えておいてください。

家屋や家財道具の傷などに関しては、引越し作業スタートの前に引越し業者の人と一緒に、傷などの有無を確認する事が良い方法です。

でも、「引越し業者の人も忙しそうだし、頼みにくい…」という人は、家屋や家具を写真に収めてください!
引越し作業後、明らかに引越し時に付いたと思われる傷があった場合は、その写真を引越し業者の人に確認してもらいましょう。

時間が経ってしまうと補償が受けられない場合があるので、早めに申告してくださいね。

もしも引越し完了後トラブルに気付き、作業員がまだその場にいる状況なら、まずは口頭で伝えましょう。
帰ってしまった後ではなく、在宅中という事がポイントです!

どんな対処をしてくれるのか補償は適用されるのか適用される場合はどの程度の補償が受けられるのか、その場で質問してください。

中には会社自体が対応してくれない悪質なところもあります。
だからと言って泣き寝入りはせず、標準引越運送約款という規約を基に、居住地域の消費者センターへ一度問い合わせてみてください。
引越しで付いた傷というのが、事実かどうかが論点になるので、やはり写真に残しておく事が有効になると思います。

室内や建物に傷を発見

「OH NO...」と嘆く白人女性のイラスト


引越し作業中には家財以外に、建物を傷付けられてしまう事が少なくありません。
キレイに住み続けた賃貸物件、購入したばかりの新築一戸建てに傷が付いてしまったら、悲しみを通り越して怒りを感じますよね。

何もしなければ賃貸物件の場合、部屋を借りていた人、つまり自分に請求がきます。

この点もしっかり事前見積もりの際に確認しておきたいですね!

基本的に引越し業者は養生という建物の保護を室内や玄関などにしてくれますが、時には傷を付けてしまう事もあると思います。

家財道具と同様に、写真を撮っておくのが一番良いのですが、マンションの共用部分などはちょっと撮影しにくいですよね。
その場合、自分の部屋だけは確実に写真に収めておきましょう。

また、建物に関しては部屋に行くまでに、作業員と一緒に確認をしながら行けるとベストです。

見積もりの際に、営業担当者と確認しながらというのもありだと思います。

追加料金を請求されるのは自分にも非がある!?

当日になって追加料金を請求されるケース、結構多いです。
と言うのも、『荷造りが終わっていない』『荷物が見積もり時より増えて、トラック1台では積みきれない』などの理由で追加料金を請求されてしまう人が増えています。

引越し業者の人の話でも、「荷造りが終わっていないお客様が多い」との事でした。

「ちょっと荷物の整理が遅れてるだけ」
「元々荷物少ないし、これくらい増えてもトラックに積めるでしょ」

「なんでこれくらいサービスでやってくれないの!?」

なんて考えるのはNGです。
これは依頼者側に問題がありますよね。

荷造りは付帯サービス、いわゆる有料のオプションサービスです。
また、荷物が配車されたトラックでは積みきれない場合は、トラックの追加なども必要になります。

契約内容に入っていない事は、追加料金を請求されても仕方のない事。

引越し業者はなんでも屋ではないので、追加料金をとられたくなければ、準備と連絡は怠らないようにしてくださいね!

気を付けたい合わせ技

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厳密に言うと見積もり時のトラブルではありませんが、他の契約とセットにすると引越し費用が安くなる、という場合があります。

代表的なのは、インターネット回線の契約ですね。
これは、「ウチの光回線を同時に契約してくれれば、引越しの料金も安くなるよ」という条件のもの。

もちろんこれを十分に理解した上で申し込む事には、問題ありません。

でも、これを理解せずに安さだけに魅力を感じて契約すると、痛い目を見る可能性があります。

インターネット回線の契約というのは、開通までがセット。

引越し業者の中には、期日以内に開通作業が行われない場合、違約金の発生を規約としているところもあります。

引越し後もしばらくは慌ただしい生活になると思うので、良く考えて契約してくださいね。

大切なのは確認と早めの連絡

見積もりをするという事は、営業マンが自分の家に来るという事。

営業マンは当たり前ですが、いかに自社を引越しに利用した方が良いか、という点をセールスしてきます。

他社より安いですよ
ダンボール、梱包資材は無料で付けます
補償もあります

など、それぞれの引越し業者で多様なサービスが用意されていますが、うまい言葉にのせられて確認を怠ると、万が一トラブルにあった時に困るのは自分です。

引越しの際に「話が違う!!」という事にならないように、見積もりをした後でも気になる事があればすぐに引越し業者に連絡をしましょう。

また、見積もり後に荷物が増えてしまった場合など、早めに連絡をする事で大きめのトラックを手配してくれるかもしれません。

トラブルがあった際も、見積もり時と異なる事が起きてしまった際も、とにかく早めの連絡がポイントです。

グレーな部分をクリアにして、気持ちよく引越しをしてください!