ホント?それともウソ?「午後便は引越し料金が安い」の真偽

「午後便は午前中の便に比べて安い」
「時間指定をしなくていいのであれば、午後の便にした方が安くつく」
「午前中の便は、全ての引越しの中で一番高くなる」

こんなうわさを聞いたことはありませんか?

でも、よくわからないことばかりの引越し。
まずはこれが本当か、それとも単なるうわさなのか、そこから見ていくことにしましょう。

午後の便は安い?その真偽のほどと理由について

結論から言ってしまうと、「午後の便が安い」ということは本当です。
おそらく引越し業者のほとんどで午前中よりも午後の便の方が安く設定しているはずです。

そこで頭をもたげてくるのが、一つの疑問ですよね。

「なんで、どうして午後の便の方が安いのだろうか?」

それには引越し業者側の理由があります。

引越し業者も仕事ですから、当然利益を出さなければいけません。
詳しい算出はおいておくとして、利益を出すには、基本的な考え方が2つあります。
安い料金でたくさんの引越しを請け負うか。
それとも高い料金で少しの引越しを請け負うか。
そのどちらかです。

引越し業者の競争が熾烈になってきた今、中心となるのは前者です。
そのため、1日にどれだけ多くの引越しをこなせるか、が重要になってくるのです。

「最低限の利益を確保することが出来れば、1日の目標としている収益をあげられる」
このような考え方をする引越し業者が多いため、午後便は安くなるのです。

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利用者から見た午後便の視線から、「安い理由」を探る

もう一つ、利用者の視線から「安くなる理由」を探りましょう。

引越しには非常に時間がかかります。
特に引越し慣れしていないひとはそうでしょう。
お休みがたっぷりあるひとならばいいのですが、多くの場合は土日の休日で引越します。
まさに、引越しの突貫工事となってしまうのですね。

このとき、午後まで引越し業者が荷物を引き取りにこなかったらどうでしょうか。

当然新居についた後に片付けをする時間が、非常に少なくなってしまいます。

そのため、もしも午前便と午後便の金額が同じだったなら、誰もが午前便を選択します。
これは自明の理ですよね。

そうなると引越し業者は困ってしまいます。
1日8時間労働が基本なのに、午前中の4時間だけに予約が殺到してしまうからです。
これでは予約を断ることになってしまいますし、人件費だって無駄になります。

このようなことからも、午後の便はディスカウントされる宿命にあるのです。
たとえ利益が落ちたとしても、まったくないよりはマシですからね。

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午後便は二つの理由でオトク!

午後便の方がオトクであるのは、本当のことです。
これは引越し業者が薄利多売のスタイルを取っているケースが多いからです。
たとえ利益率が落ちても、回数をこなした方がトク、という判断ですね。
また、午前は時間的に余裕がありません。
もしも午前便と午後便を同じ価格にすれば、多くの利用者は午前中を選ぶでしょう。
予約が殺到してしまいますし、午後からの人件費も無駄になります。
そのため、引越し業者は金額をディスカウントします。
これによって、午後にも利用者を「割り振る」のです。