引越し業界には繁忙期と通常期があります。
『繁忙期に引越しをすると、お金が余計にかかる』と聞いた事がある人もいると思います。
あなたが考えている通り繁忙期は引越し料金が高くなります。
繁忙期はひっきりなしに引越し業者へ依頼がくるので予約もいっぱい!
営業をかけなくてもお客さんがたくさん来る稼ぎ時に、わざわざ引越し料金を下げる必要はないですよね。
定価で売れる物をムダに安く売るお店がないのと同じです。
では、実際には繁忙期と通常期の金額はどれくらい変わるのでしょうか?
謎が多い引越し業界の”引越し時期”について見ていきましょう!
繁忙期と通常期
引越し業者によって多少差はありますが引越しの件数がピークになるのは3月~4月。
引越し業者の人も言っていましたが、やはり3月はかなり忙しくなるとの事。
仕事によって差はあるかもしれませんが基本的には年度末での異動が多いですよね。
また、大学進学を期に引越すという学生さんも多いはずです。
合格発表後~新学期が始まる前に引越す事がほとんどだと思うので必然的にこの期間が繁忙期となります。
通常期というのはそれ以外の5月~2月。
と言っても、8月などは夏休みを利用しての引越しニーズが増えるため、引越し料金が繁忙期に近い金額の引越し業者もあります。
ただし、繁忙期があるように閑散期もあります!
5月~2月の間で閑散期と言えるのは、引越しニーズがぐっと下がる1月や11月。
イレギュラーな事があれば1月なども引越しニーズが増える可能性はありますが、基本的には引越し料金は低めとなっています。
スケジュールに余裕がある場合は引越し時期をずらすと、引越し料金が安くなるという事ですね。
引越しにかかる金額増加の目安
一番気になるのは『繁忙期に引越し業者にお願いすると、どれくらい価格は高くなるのか』という事ですよね。
これはもちろん業者にもよりますが、約20~30%くらいは値上がりすると言われています。
中には2倍も引越し料金が高いというケースも…
20~30%の値上げでも高いと感じるのに2倍もの料金差があるなんてたまったものではありません!
例えば、2万円でできる引越しが選んだ引越し業者によっては4万円になるという事…安くできるはずの引越しなのに2倍もの金額を支払うなんてもったいないですよね!
また、引越し業者も繁忙期は稼ぎ時なので、お客さんのニーズに1件でも多く応えられるように1日の引越し作業件数をMAXまで詰め込んでいます。
繁忙期には人員を増やし対応できる案件を増やしているという事。
ただ、人員を増やすというのはその時限りの引越し作業に慣れていないアルバイトが増えるという事でもあります。
特に大手引越し業者は人員も受注件数も増やす時で、いつもより作業の質が低下する恐れがあるので大手引越し業者なら安心できるとは言い切れません。
引越しにも洋服や食べ物と同じようにシーズンがあるので、シーズンオフの時期を選んで引越しする事ができれば自然と引越し料金は安くなるという事ですね。
繁忙期でも安く引越したい人は相見積もりがポイント
繁忙期でも通常期でも基本的な価格は変わらないという引越し業者も稀に存在しますが、ほとんどの引越し業者では引越し料金の定価はありません。
時期はもちろん荷物量や作業員数、移動距離によっても引越し料金は異なるため。
例えば、単身者と3人家族の引越しでは荷物量が同じという事はほぼないので、同じ条件になる可能性は非常に低いですよね。
上記のような理由があるため引越し料金は定価が定められないのです。
また、条件が同じでも大手引越し業者か中小引越し業者かによっても金額は異なります。
『繁忙期だからとことん高い金額を提示しよう』という引越し業者があれば、特に引越し初心者はその通りの高い金額で引越しをしてしまう危険があります。
では、繁忙期であってもできるだけ安く引越しをするにはどうしたら良いと思いますか?
その答えは複数の引越し業者に見積もりをしてもらうという手段!
引越しの繁忙期は3月~4月ですが引越し業者によっては、夏休みと冬休みに依頼が多く必然的に繁忙期になってしまう事もあると思います。
そんな時でも引越し料金を安くしたい人は複数の引越し業者から見積もりを出してもらいましょう!
2~3社から相見積もりをする事が引越し料金を安くする最大のポイントです。
私も引越しの時は必ず何社かの引越し業者に見積もり依頼をして、引越し料金やサービス内容などの比較をしてから引越し業者を決めます。
⇒管理人ヒロが繁忙期も格安で引越しできた理由は…体験談をもっと見る
実際に私もこの方法で繁忙期を乗り切った経験者です!
『噂には聞いていたけど、普段はちょっと抜けてる私でも本当に安くできるんだぁ』と達成感があった事は主人には秘密です(笑)