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引越しにかかる費用と一括りに言っても、一から引越しを行うにはどれくらいの費用がかかるのか、具体的にどれくらい費用を用意すればいいのかわからず、何から手をつければいいのか分からない…と悩んでしまいますよね。
どんな項目があってどれくらいの料金がかかるのか、きちんと把握しておかなければ、新居にかかる初期費用など、自分が考えつかないような出費が出てしまったりします。
また、引越しを格安で済ませる方法を知らずに、引越し業者に予算以上の料金を請求されてしまった…なんて事になりかねません。
そこで、このページでは、
- 引越しにかかる主な費用4項目
- 一人暮らしの平均引越し相場
- それぞれの引越しを劇的に安くする方法
- それぞれの引越しを劇的に安くする方法
- 処分品引き取り
- 一人暮らし・家族で引越した場合の総額シミュレーション
など、引越しするにあたって知っておきたい全ての情報を詳しく説明しています。
この記事さえ読んでおけば、引越し費用が何にどれだけかかるのか目安が分かり、越し費用を半額にする事が可能引になりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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引っ越しにかかる費用は大まかに分けて4項目ある
引越しにかかる費用は大まかに分けて以下の項目があります。
- 引越しの作業自体にかかる費用
- 住んでいる物件の退去にかかる費用
- 新しく借りる物件の契約にかかる費用
- 入居・引越し準備にかかる費用
この以上の4項目について、さらに細かく分けて行き、何にどれだけ料金がかかるのか見てみましょう。
費用の項目 | 費用の内訳 |
引越しの作業自体にかかる費用 | ・トラックや人件費など引越し自体の料金
・タンスなど不用品の処分費用 ・エアコン着脱などオプション費用 ・ダンボールなどの梱包資材費用 |
住んでいる物件の退去のかかる費用 | ・ハウスクリーニング、修繕費
・物件解約月までの家賃 |
新しく借りる物件の契約にかかる費用 | ・前家賃
・管理費・共益費 ・敷金(家賃1ヶ月〜2ヶ月分が多い) ・礼金(家賃1ヶ月〜2ヶ月分が多い) ・不動産会社に支払う仲介手数料 ・鍵の交換料金 ・火災保険料 |
入居・引越し準備にかかる費用 | ・家具、家電、ガスコンロなどの費用
・電球などの照明器具の費用 ・隣人挨拶時の手土産の費用 |
引越しの作業自体にかかる費用
■引越しの作業自体にかかる費用
引越しにかかる料金は、以下の要素で構成されています。
・人件費…引越しスタッフの仕事量や作業時間等によって発生する料金。
・運賃…トラックの燃料などにかかる料金。2トントラック一台あたりの料金相場は4万円
・サービス料…エアコンの取り付け・取り外し等のオプションサービスにかかる料金。
引越しスタッフには作業量や作業時間によってお給料を出さなければいけませんし、トラックも大きさや距離によってガソリン代がかかりますし、エアコンの着脱などは自分では行えないのでオプションサービス料金として別途費用が発生します。
さらに、3月・4月の引越し繁忙期になると、引越しオフシーズンに比べて料金は単身で1.6倍、家族で2倍ほど引越し料金が高くなります。
3月・4月は引越し繁忙期にあたり、新社会人や学生の引越し需要が高まります。
引越し業者は、繁忙期になると人手が足りなくなり、アルバイトを雇いお給料を出しますし、元から働いている従業員に繁忙期の割増賃金を払わなければならないからです。
従業員の給料などの料金が、引越し代金に転嫁され、3月・4月は引越し料金が高くなる仕組みになっています。
引越し人数 | オフシーズン | 繁忙期 | 差額 |
単身 | 45,511円 | 73,355円 | 37,844円 |
2人 | 76,884円 | 139,343円 | 62,459円 |
3人以上 | 87,263円 | 174,171円 | 86,908円 |
参考:引越し侍
その他にも、引越し業者によって料金が違う事もあります。
引越し料金は引越し業者の言い値で決まってしまう事があるからです。
しかし、複数の業者に見積もりを出して値切ると、最初の提示額よりも半額近く安くなる事があります。
例えば、A社B社C社の3つの業者から見積もりを取り、A(5万円)→B(7万円)→C(9万円)の順番で見積もり額が安いとします。
一番安い金額を提示してきたA社にすぐに引越しをお願いするのではなく、2番目に安い7万円のB社に「A社に見積もりを取ったら5万円だったのですが、もう少し安くなりませんか」と聞きます。
B社はお客さんを獲得するために、「ではA社より1万円安い金額(4万円)で引き受けます」と値引きに応じてくれる場合があります。
以上の場合、最初の見積もり額は7万円だったのに対して、最安値である5万円のA社から、さらに1万円の値引きに成功し、結果的に4万円の値段になり、半額近く安く引越しが可能になるという事になります。
引越しが決まったら、必ず複数の業者から見積もりをとりましょう。
■タンスなど不用品の処分費用
タンスやカラーボックスなど、普通のごみ収集車が持って行ってくれない粗大ごみは、ものによって処分費用が大きくかかります。タンスやカラーボックスなど、粗大ごみは市区町村の「粗大ごみ受付センター」に回収をお願いするのがおすすめです。
カラーボックスやタンスなどは解体する必要があり、ゴミ収集車でそのまま持っていくことができないため、それぞれの市区町村により処分費用が違うためです。
区で処分してくれる粗大ごみは、主に以下の品目と価格のものがあります。(粗大ゴミ処理の価格例:大田区)
・衣装ケース 300円
・椅子(応接用椅子意外) 300円
・ソファー(2人以上用) 2000円
・座椅子 300円
・オーディオ機器単体 300円
・オーブンレンジ 800円
・オーブントースター 300円
・学習つくえ 1200円
・ガスコンロ 300円
・こたつ(こたつ板を除く) 800円
・こたつ板 300円
・自転車 800円
・姿見 300円
・ストーブ 400円
・扇風機 300円
・電子ピアノ・電子オルガン 2000円
・ビデオデッキ 300円
・布団 300円
・シングルベッド 1200円
・セミダブルベッド 2000円
時々道路を走っている不用品回収業者は、一般廃棄物処理業の許可を役所からもらっていない場合が多く、「無料で回収いたします」などとスピーカーで流している事が多いですが、後から1万円以上請求された、という事例もありますので注意しましょう。
本や衣類などの普通の可燃ごみとして出せる不用品は、無料で朝に普通ごみとして出せますのでなるべく小さく畳んだり、紐でまとめたりして出しましょう。
■エアコン着脱などオプション費用
引越し費用では荷物の開梱・設置、エアコンの着脱、洗濯機の取り付け、テレビアンテナの取り付けなどの費用がかかります。
荷物の開梱・設置、エアコンの着脱、洗濯機の取り付け、テレビアンテナの取り付けなどは引越し費用において基本料金に含まれない「オプションサービス」に分類されるからです。
引越しのオプションサービスは以下のようなサービスがあります。
【エアコン関連】
・エアコンの取り外しは7000円〜10,000円
・エアコンの取り付けは10,000円〜15,000円
【洗濯機関連】
・全自動洗濯機取り付けは3000円〜5000円
・ドラム式洗濯機取り付けは5000円〜8000円
【テレビ関連】
・BS,CSアンテナ取り外しは5000円〜10,000円
・BS,CSアンテナ取り付けは10,000円〜20,000円
【引越し作業関連】
・荷物の開梱は作業員一人当たり15,000円〜20,000円
エアコンの着脱は、自分ではできないのでオプションとしてつける事をおすすめしますが、荷物の開梱設置は自分でできる作業なので、引越し費用を安くするために自分で作業をする事が賢明です。
■ダンボールなどの梱包資材費用
ダンボールなどの梱包材は有料であったり、自分で用意しなければならない場合があります。
家族やカップルでの引越しの場合は、ダンボールなどの梱包材が無料でもらえる業者が多いです。ダンボールを無料で配布している引越し業者の一例を見てみましょう。
- アーク引越センター ダンボール最大50枚無料
- アート引越センター ダンボール最大50枚無料
- アリさんマークの引越社 ダンボール最大50枚無料
- カルガモ引越センター ダンボール最大50枚無料
- サカイ引越センター ダンボール最大50枚無料
- ハトのマークの引越センター ダンボール最大50枚無料
- ハート引越センター ダンボール最大50枚無料
- ファミリー引越センター ダンボール最大70枚無料
- 三八五引越センター ダンボール最大30枚無料
- 引越し本舗 ダンボール最大50枚無料
しかし、4人以上の家族で引越しすると、ダンボール50枚では足りない場合があります。
もし足りない場合には、追加でダンボールを注文することはできますが、最大枚数を超えるとダンボールは有料になります。
単身者で「単身パック」を利用する場合は、梱包資材を自分で用意する場合が多いですが、以下の単身パックではダンボールを無料でもらう事ができます。
- ハトのマークの引越センター 20枚無料
- 日通の「単身パック当日便」 ダンボール10枚無料
- SGムービング ダンボール最大50枚無料
単身パックは特に、業者によってダンボール無料配布はあったりなかったりするので、ダンボールやガムテープなどの費用は用意するようにしておきましょう。
アマゾンで「引越し ダンボール」と調べると以下のような引越し梱包材セットが出てきます。梱包材セットは3000円程度なので、もし必要な場合セットで購入すると安く済む場合があります。
しかし、単身者で荷物が少ない人は、ダンボールは近所の薬局やコンビニで無料でもらってきて、プチプチとガムテープだけ買う方が安く済みます。プチプチとガムテープ2品に送料を合わせても、1,000円程度で購入できますよ。
住んでいる物件の退去のかかる費用
■ハウスクリーニング・修繕費
退去する際、部屋を綺麗にするためハウスクリーニング代金・修繕費が敷金から引かれます。
退去時には借主が部屋を借りる前の状態に戻す「原状回復」の義務があるからです。
支払い義務が発生する条件は「借主の不注意による故障や汚れ」で、項目は以下の通りです。
・飲み物、食べ物を零したと推知されるシミ
・タバコの焦げ跡
・ペットがつけてしまった傷
・部屋に家具などを引きずった傷
また、支払い義務が発生しない項目は経年劣化による傷や汚れなどです。
・日焼けによって発生した変色(壁紙・畳など)
・タンスなどの家具の置き跡や凹み
・電気焼けによる壁紙などの変色
・吹けば落とせる程度の軽い汚れ
普通に入居していれば敷金は帰ってくる場合がほとんどです。
スーモ調べですと、退去時に敷金が戻ってきた人数の割合は全体の31.5%で、平均金額は53,882円でした。
借主は退去時「原状回復」が義務付けられていますが、「入居時前の状態に戻す」という意味ではありません。
普通の生活をしていれば生じる傷や汚れがついてしまっても、大家さん負担が原則です。
それでも、「冷蔵庫を置いていた跡のクロスの張り替え費用をとられてしまった」という事例もあります。冷蔵庫を置く、という事は「普通の生活」に当てはまりますので、不当な請求と言えます。
以上のような場合に備え、泣き寝入りするのではなく、自分で知識をつける事も自分を守る術です。詳しくは国土交通省の定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を読んでおきましょう。
【国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」】
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000020.html
■物件解約月までの家賃
すでに自分が旧居に住んでいなくても、解約の日までの家賃は発生してしまいます。
賃貸契約では、解約の意思を1ヶ月〜2ヶ月前までに伝える事になっており、解約家賃を日割りする事はできないからです。
できるだけ新居と旧居の家賃二重払いをする期間が短くなるように設定したいですよね。
例えば、あなたが9月30日に引越しをする場合、8月31日までに解約の申し出をする必要があります。
しかし、解約の申し出を忘れてしまい、申し出をしたのが9月15日になってしまったとしたら、本来9月30日までで済むはずの旧居の家賃が、翌月の10月15日まで発生してしまうのです。
つまり、10月1日〜10月15日までの間、旧居に住んでいないにも関わらず、家賃を支払い続けなければなりません。
それに加え、10月1日からは新居に引越しているため、新居での家賃も発生してしまい、二重家賃が発生してしまうのです。
家賃の二重支払いを防ぐには、入居時の契約書を確認して解約までに必要な期間を調べる事が重要です。
しかし、どうしても家賃の二重支払いを避けられないケースもあります。「現在誰も住んでいない空家を借りる場合」です。
入居審査に通ったらすぐに入居するケースが多いので、どうしても自分で入居日の調整ができない事が多いです。
家賃の二重支払いをしないためには、早い段階から入居期間がわかるような新築物件か、最初の1ヶ月〜2ヶ月家賃が無料のフリーレント物件を借りるという方法があります。
新しく借りる物件の契約にかかる費用
■前家賃
賃貸物件は、通常1ヶ月の前家賃を支払わなければなりません。入居日(契約開始日)が月初めではない場合、家賃を日割り計算した金額を支払います。
賃貸物件と契約をする場合、入居から一定期間分の家賃を先に支払わなければならないという決まりがあるからです。
中には、2ヶ月分・3ヶ月分を請求される場合がありますので、賃貸物件を探す際には前家賃の料金は何ヶ月分払うのか、不動産会社か大家さんにあらかじめ聞いてみましょう。
■管理費・共益費
金額は物件によって異なりますが、家賃の約5%〜10%程度の管理費・共益費がかかります。例えば10万円の家賃の場合なら5,000円〜10,000円です。
賃貸物件は、ロビーの電灯交換やゴミ収集所の清掃などの管理費用がかかるからです。電灯を変える際の費用などが管理費・共益費に当てられます。
管理費と共益費、言葉は違いますが双方同じ意味です。前家賃と同じ期間分を契約の時だけ払います。
■敷金
敷金は通常、家賃の1ヶ月〜2ヶ月分を契約の際に、一度だけ支払います。
敷金は退去する際の原状回復にかかる費用で、また家賃を滞納した時の補填に使われるため、あらかじめ支払う事になっているからです。
ハウスクリーニングや修繕費として使われたのち、余った分の金額は返ってきます。
■礼金
敷金と同じく、賃の1ヶ月〜2ヶ月分を、契約の際一度だけ払います。
礼金は貸主への感謝として払うお金の事で、風習があるため支払っている場合がほとんどです。礼金は基本的に返ってきません。
礼金がない賃貸ももちろん存在するので、一回きりとはいえ、礼金を支払いたくない人は礼金なしの物件を探してみてはいかがでしょうか。
■不動産会社に支払う仲介手数料
不動産会社に支払う金額は、不動産会社により異なりますが、家賃の半額〜1ヶ月分が一般的です。
不動産会社にお金を支払う理由は、不動産を探してくれたり、大家さんや管理会社に下見のアポイントメントをとってくれたりするからです。
自分ではできないような、面倒な事を仲介して行ってくれます。アパマンショップなどでは、見たい物件まで車を出してくれたりもしますよ。
■鍵の交換料金
賃貸物件では、借主が変わる時に玄関の鍵を交換します。料金は普通の鍵の場合は10,000円程度、テンプルキーの場合ですと防犯性が高いので20,000円近くする場合があります。
鍵を変えないと前の住人、前の前の住人など物件に関わる不特定多数の人、が物件の鍵を使える状態になってしまい防犯上危険だからです。
通常、住人が変わるごとに鍵穴部分の部品やハンドルレバー自体を交換します。
鍵穴やハンドルレバーを変えないと、前の住人はマスターキーを大家さんに返還していたとしても、大家さんに伝えずに作った合鍵を持っていた場合住居に侵入することが可能になってしまいます。
■火災保険料
一般的に入居する時と契約更新する時に支払うお金で、保険会社により異なりますが、一般的に1年で約5,000円〜10,000円ほどの料金がかかります。
借主の過失で発生してしまった火災や水漏れ事故などに対応する保険に加入するため支払います。
火災保険とは、以下の3つの保険を意味しています。
■家財保険…火災や落雷など災害で家財が損害を受けた時に受けられる保険です。例えば落雷でパソコンが故障したケースなども対象になります。天災だけではなく、家財や現金の盗難に対しても補償対象になります。
■借家人賠償責任保険…入居者が火災や水漏れなどの事故により物件に損害を生じさせてしまい、大家さんから賠償責任を負った場合に損害賠償金などを保障する保険の事です。例えば蛇口を閉め忘れて床が水浸しになったり、ストーブの消し忘れで壁紙が焦げてしまったりしたケースが一例です。
■個人賠償責任保険…誰かに怪我を負わせてしまった場合や、上下階・両隣の物件に被害を与えてしまった場合に保障される保険です。例えば、水漏れにより階下の住人の電化製品が故障してしまい、住人から修繕費用を認められるケースなどが考えられます。
また、個人賠償責任保険では賃貸物件に居室内でのトラブル以外に、自転車で通行中に通行人に怪我を負わせてしまった場合にも補償を受ける事ができます。
火災保険に加入していない事によって何かペナルティーを受ける事はありませんが、
・火災で家財が燃えてしまった
・物件を水浸しにしてしまった
・階下の住人から水漏れで破損した冷蔵庫の費用を請求された
・自転車で人とぶつかってしまった
などの状況に陥ると、数十万、下手したら数千万の損害賠償請求をされてしまうかもしれません。
年間で5000円〜10,000円で以上の危機を回避できるならば、安いし安心だと言えますね。
入居・引越しにかかる費用
■家具、家電、ガスコンロなどの費用
一人暮らしなどを初めてすると、冷蔵庫、洗濯機、ガスコンロなどの料金がかかる場合があります。
初めて一人暮らしをする単身者でしたら、実家から家具家電を全て持ってくるわけにはいきませんので冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなど一から家具家電を揃える必要があります。
家族の場合でも引越しを機に新しく冷蔵庫や洗濯機、テレビなどを買い替えることがあるため、家具・家電類に費用がかかることがあるからです。
もし、どの家族形態でも1から家具家電や日用品を揃えるとなると
【1人暮らしの場合】
・テレビ 20,000円
・冷蔵庫 20,000円
・掃除機 2,000円
・炊飯器 4,000円
・電子レンジ 3,000円
・電気ケトル 1,500円
・オーブントースター 1,000円
・洗濯機 30,000円
・ガスコンロ 5,000円
・アイロン&アイロン台 3,000円
・食器棚 2,000円
・食器 1,000円
・衣装ケース×2 4,000円
・トイレマット×2 1,000円
・キッチンマット×2 2,000円
・シャンプーリンス・石鹸・洗剤 2,000円
・トイレ掃除シート・ラバーカップ 1,000円
・バスタオル3枚・小さいタオル4枚 2,000円
計100,000円円程度
【2人家族の場合】
・テレビ 50,000円
・冷蔵庫 50,000円
・掃除機 5,000円
・炊飯器 6,000円
・電子レンジ 3,000円
・電気ケトル 2,000円
・オーブントースター 1,000円
・洗濯機 50,000円
・ガスコンロ 5,000円
・アイロン&アイロン台 3,000円
・食器棚 2,000円
・食器 2,000円
・衣装ケース×4 8,000円
・トイレマット×4 2,000円
・キッチンマット×4 4,000円
・シャンプーリンス・石鹸・洗剤 2,000円
・トイレ掃除シート・ラバーカップ 1,000円
・バスタオル4枚・小さいタオル8枚 4,000円
計200,000円程度
【4人家族】
・テレビ 80,000円
・冷蔵庫 100,000円
・掃除機 5,000円
・炊飯器 8,000円
・電子レンジ 5,000円
・電気ケトル 2,000円
・オーブントースター 1,000円
・洗濯機 80,000円
・ガスコンロ 8,000円
・アイロン&アイロン台 4,000円
・食器棚 2,000円
・食器 3,000円
・衣装ケース×8 10,000円
・トイレマット×5 3,000円
・キッチンマット×5 5,000円
・シャンプーリンス・石鹸・洗剤 3,000円
・トイレ掃除シート・ラバーカップ 1,000円
・バスタオル8枚・小さいタオル10枚 10,000円
計330,000万円程度
以上の金額の用意は必要になります。
■電球などの照明器具の費用
賃貸物件などで、照明が切れている場合がありますので、電球などの照明器具は自分で用意しなければならない場合があります。
電球などはいつか切れる「消耗品」扱いだからです。
前の住人が「もう引っ越すからいいや」と新しく電球を変えずにそのまま引越しする場合が多いです。
電球などの照明器具が切れていたら、真っ暗で新生活を始めることができませんので、照明器具の料金はあらかじめ用意しておいた方がいざ生活をする際困らずにすみます。
しかし、入居時に切れていた場合、大家さんか管理会社にすぐに連絡すれば取り替えてくれる可能性があります。前の入居者も使用していて経年劣化で切れたという事になるからです。
但し、大家さんによっては退居時にその電球代を請求してくる事があるので、事前に契約書を確認するか直接尋ねてみるようにしてください。
もし電球を購入する場合、普通の60Wの白熱球であればヨドバシカメラなど電化製品店で300円程度で購入できます。
LEDタイプなどは長持ちしますが、料金は1,000円以上かかりますので、引越し初期費用を抑えたい時はおすすめしません。
■隣人挨拶時の手土産の費用
アパートやマンションの場合、入居時に両隣、階上、階下の部屋に引越し挨拶をし、手土産を配ります。石鹸や日持ちするお菓子など、100円〜500円程度の消耗品が良いです。
あらかじめ挨拶しておけば、階下の人に騒音で迷惑をかけてしまった場合などに隣人トラブルになりづらいからです。
足音がうるさいなど、多少の注意はされると思いますが、怒鳴ったり嫌がらせをされたりというリスクは回避できますよ。
単身者(一人暮らし)の引越しにかかる費用相場は平均30,000円〜40,000円
単身引越しをする場合、荷物が少ない人で30,000円、荷物が多い人は40,000円ほどが単身引越し全体の平均金額になります。
単身者は「単身パック」という単身者向け引越しサービスを使っている人が多く、全体の平均でみれば安く済むからです。
3月・4月の繁忙期に、別の都道府県で、荷物が多い人、という条件を揃えない限り、10万円もかかる事はありません。
遠方に引っ越さなければならない人でも、可能な限り荷物を減らし、3月・4月の繁忙期は引越しを避けるようにしましょう。
【5月〜2月の引越し】
移動距離 | 荷物の少ない単身者 | 荷物が多い単身者 |
同一都道府県内での引越し | 20,000円〜22,000円 | 25,000円〜30,000円 |
別の都道府県内への引越し | 30,000円〜55,000円 | 42,000円〜74,000円 |
全平均金額 | 27,000円 | 33,000円 |
【3月・4月の引越し】
移動距離 | 荷物の少ない単身者 | 荷物が多い単身者 |
同一都道府県内での引越し | 26,000円〜31,000円 | 35,000円〜43,000円 |
別の都道府県内への引越し | 47,000円〜80,000円 | 62,000円〜105,000円 |
全平均金額 | 36,990円 | 50,000円 |
単身者の引越しを格安にする必勝法
■「単身パック」を利用し、1万円台の引越しを可能にする
単身パックを使えば、平均相場から最大15,000円ほど安く引っ越す事が可能です。
単身パックの中でも価格の安い日通の「単身パックS」を利用する場合、価格は15,000円から利用可能です。
なぜ単身パックを使えば安くひっこせるかというと、単身パックは専用の「コンテナボックス」に荷物を積んで運び、トラックを使わない分、人件費やガソリン・高速代の費用を削減できるからです。
仮に15,000円で済んだとすると、以下のように料金が安くなる事がわかります。
(荷物が少ない単身者の平均引越し価格30,000円)ー(日通の「単身パックS」最低価格15,000円)=15,000円
単身者の費用相場の部分でも、「単身パック」を使っている人が多い為、全体的な相場が安いと考察しましたが、一括見積もりサービスで一番安い単身パック業者を探せば以上のように1万円台で引越しが可能になります。
家族の引越しにかかる費用相場は平均60,000円〜80,000円
2人〜3人家族の場合は60,000円〜70,000円、4人家族以上は約8万円が費用相場になります。
しかし、繁忙期(3月・4月)に引越しを行うと、金額は10万円を超え最高額は300,000円を超える場合もあります。
3月・4月は入学や転勤などで引越しハイシーズンになり、引越し業者は人手不足また繁忙期になり、急遽雇ったアルバイトや元からいる社員の人件費を上げる事態に陥るからです。
特に家族での引越しの場合、単身者よりも荷物が多い分、従業員は一人だけ、二人だけ、という訳にはいかず、人件費がかかり価格が高くなる傾向にあります。
【5月〜2月の引越し】
移動距離 | 2人家族・3人家族 | 4人家族・5人家族 |
同一都道府県内での引越し | 50,000円〜70,000円 | 65,000円〜90,000円 |
別の都道府県内への引越し | 75,000円〜185,000円 | 90,000円〜220,000円 |
全平均金額 | 60,000円〜65,000円 | 70,000円〜80,000円 |
【3月・4月の引越し】
移動距離 | 2人家族・3人家族 | 4人家族・5人家族 |
同一都道府県内での引越し | 65,000円〜111,500円 | 95,000円〜116,000円 |
別の都道府県内への引越し | 97,000円〜300,000円 | 160,000円〜360,000円 |
全平均金額 | 78,000円〜100,000円 | 108,000円〜112,000円 |
家族の引越しを格安にする必勝法
1、引越し料金一括見積もりをし、最安値で引越し
最安値の引越し業者を探すには、一括見積もりサービスを使えば、どの業者が最安なのかわかります。中でも、330社以上の業者から見積もりを取れる「引越し侍」がおすすめです。
「引越し侍」を使って複数社から見積もりを出すと、「引越し侍」と提携している業者が価格競争をする前提であらかじめ最安価格を提示してくれるからです。
1社に絞って普通に問い合わせると、価格競争相手がいない為業者の言い値で引越し価格が決まってしまいます。
「引越し侍」は見積もりボタンを押してすぐに、業者との面倒なメールなどのやりとりなしで、その場で最安値の業者がわかります。
おすすめされた業者の口コミも確認できますので、サービス内容が悪い業者に当たらずに引越しが可能です。
- 大手から中小の310社以上の中から、ピッタリな引越し業者を選べる
- その場で引越しの料金の相場が分かる
- 上場企業エーチームのグループ会社運営なので安心
2、不用品を処分し、できるだけ荷物を減らすと最大12万円安くなる
ダンボールに詰めるものが多ければ多いほどトラックは大きくなっていきます。
トラックの価格は以下の通りです。
・2人家族・ダンボール平均20〜30枚・2〜3tトラック=4万円〜5万円
・3人家族・ダンボール平均40〜60枚・2〜4tトラック=4万円〜8万円
・4人家族・ダンボール平均50〜80枚・3〜4tトラック=6万円〜8万円
・5人家族・ダンボール平均80〜120枚・4tトラック1〜2台=8万円〜16万円
例を挙げると、4tトラック2台使って16万円かかる引越しを、荷物を減らして2tトラック1台・4万円で済ませたら、16万円ー4万円=最大12万円安く済ませる事ができます。
荷物の量(ダンボールの数)がトラックの料金に直接影響を与えるからです。
荷物が少なければ比例して使うダンボールの数も減っていくので、トラックに積む荷物が少なくなり、3tトラック→2tトラックのように使うトラックも小さくなります。
3、オプションサービスをなるべくつけない
荷物の開梱・設置のオプションサービスはつけなければ、作業員一人当たり15,000円安く済みます。
エアコン着脱など専門業者に任せなければ破損させてしまうリスクのあるオプションサービスは料金を払うのは仕方ありませんが、荷物を開ける作業と設置する作業は、体力を使えれば自分たちで行える作業だからです。
なお、各オプションサービスの価格は以下の通りです。
【エアコン関連】
・エアコンの取り外しは7000円〜10,000円
・エアコンの取り付けは10,000円〜15,000円
【洗濯機関連】
・全自動洗濯機取り付けは3000円〜5000円
・ドラム式洗濯機取り付けは5000円〜8000円
【テレビ関連】
・BS,CSアンテナ取り外しは5000円〜10,000円
・BS,CSアンテナ取り付けは10,000円〜20,000円
【引越し作業関連】
・・荷物の開梱・設置 作業員一人当たり15,000円(繁忙期は18,000円〜20,000円)
おさらい 引越費用シミュレーション
あくまでもモデルケースなので、買い替える家具家電や家賃に左右されますが、だいたいどれくらいの引越し費用がかかるのか、チェックしてみましょう。
【単身者の場合】
単身者は引越し作業費用・旧居でかかる費用・新しく借りる物件の契約にかかる費用・入居や引越しにかかる費用は総額40万円ほど用意した方が安心して引っ越せます。
引越し作業費用は単身パックを使えば安く済みますが、家具家電を新しく買う場合と新居の前家賃や敷金礼金で30万円近くかかる場合が多いからです。
具体的な内訳は以下の通りです。
(引越し作業費用)
・引越しの作業自体にかかる費用…20,000円
・タンスなど不用品の処分費用…2,000円
・エアコン着脱などオプション費用…15,000円
・ダンボールなどの梱包資材費用…1,000円
(旧居でかかる費用)
・ハウスクリーニング、修繕費…30,000円
・物件解約月までの現在の家賃…60,000円(1ヶ月分)
(新しく借りる物件の契約にかかる費用)
・新居の前家賃…50,000円(1ヶ月分)
・管理費・共益費…5,000円(家賃の10%)
・敷金…50,000円(家賃1ヶ月分)
・礼金50,000円(家賃1ヶ月分)
・不動産会社に支払う仲介手数料…25,000円(家賃の半額)
・鍵の交換料金…15,000円
・火災保険料…5,000円(1年分)
(入居や引越しにかかる費用)
・家具、家電、ガスコンロ、消耗品などの費用…100,000円
・電球などの照明器具の費用…5,000円
・隣人挨拶時の手土産の費用…2,000円(4軒分×500円)
総額:435,000円
【4人家族の場合】
家族引越しは引越し作業費用・旧居でかかる費用・新しく借りる物件の契約にかかる費用・入居や引越しにかかる費用は総額80万円ほど用意できれば引越しできます。
家族引越しでは、あらかじめ家具家電は揃っているのでその分はほとんど費用がかかりませんが、人数が多いため引越し作業費用、新居の前家賃や敷金礼金で60万円近くかかる場合が多いからです。
具体的な内訳は以下の通りです。
(引越し作業費用)
・引越しの作業自体にかかる費用…70,000円
・タンスなど不用品の処分費用…8,000円
・エアコン着脱などオプション費用…15,000円
・ダンボールなどの梱包資材費用…無料
(旧居でかかる費用)
・ハウスクリーニング、修繕費…50,000円
・物件解約月までの現在の家賃…60,000円(半月分)
(新しく借りる物件の契約にかかる費用)
・新居の前家賃…130,000円(1ヶ月分)
・管理費・共益費…13,000円(家賃の10%)
・敷金…130,000円(家賃1ヶ月分)
・礼金130,000円(家賃1ヶ月分)
・不動産会社に支払う仲介手数料…65,000円(家賃の半額)
・鍵の交換料金…20,000円(テンプルキー)
・火災保険料…10,000円(1年分)
(入居や引越しにかかる費用)
・家具、家電、ガスコンロなどの費用…60,000円(冷蔵庫・洗濯機など買い替え無し、ソファー・衣装ケースなど買い替え)
・電球などの照明器具の費用…10,000円
・隣人挨拶時の手土産の費用…3,200円(4軒分×800円)
総額:774,200円
まとめ
引越し費用を格安にする結論:単身引越しでも、家族引越しでも一括見積もりサイト「引越し侍」を使う事
見積もりを取らずに1社に絞ると、価格の比較対象がいないので「引越し業者の言い値」で価格が決まってしまいます。
見積もりは必ずとるようにしましょう。
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